病名すら知らないまま、死にゆく命を救う|新小児病院完成まであと一歩
寄付総額
目標金額 50,000,000円
- 寄付者
- 520人
- 募集終了日
- 2025年4月25日

内戦状態と大地震…医療崩壊つづくミャンマーの人々に医療を届ける
#子ども・教育
- 現在
- 36,000円
- 寄付者
- 5人
- 残り
- 42日

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
#子ども・教育
- 現在
- 13,229,000円
- 寄付者
- 668人
- 残り
- 23日

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
#子ども・教育
- 現在
- 11,484,000円
- 寄付者
- 306人
- 残り
- 30日

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 2,868,000円
- 支援者
- 266人
- 残り
- 2日

緊急支援|被災重なるフィリピン、台風25号被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 565,000円
- 寄付者
- 63人
- 残り
- 37日

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 11日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 163人
プロジェクト本文
【3月28日に発生したミャンマー大地震について】(4/3追記)
ジャパンハートは、新病院を開設するカンボジアの他に、地震の震源地とされるミャンマー中部にも、20年以上活動を続ける拠点があります。
地震発生時には、病院の1棟が崩壊し、創設者で小児外科医の吉岡秀人が手術中に被災し、全身麻酔中の患者を人工呼吸器を使いながら屋外へ搬送するなどの対応を行いました(⇒被災当時の様子)。現在も混乱が続くなか、発災直後から屋外診療や医療物資支援などを実施しており、今後は被害の大きい地域での巡回診療も予定しています。
一方、カンボジアでの新病院建設は順調に進行中で、10月の開院を目指しています。将来的にはミャンマーやラオスなど周辺国の患者も受け入れる予定です。
貧しいアジアの子どもたちに無償で高度医療を届けたい。
その思いは、どこにいても変わりません。
クラウドファンディングは【4月25日(金)23時】まで。
ジャパンハートへの応援を、どうかよろしくお願いいたします。
目の前の命に向き合い、30年。
新たな小児病院開設へ、
“ジャパンハート 最大の挑戦” は
続いています。
2025年10月、
東南アジアの子どもたちへ高度医療を無償で提供する「アジア小児医療センター」が完成する予定です。
場所は、カンボジア首都近郊。
多くのあたたかなご支援によって、病院の「建物」完成の目処は立ちました。
しかし、肝心の中身=「医療機器・設備」を整えるには、費用が足りていません。
現地では、今年10月の開院を目指し、日々建設工事が進んでいます。ただ、「病院は建物が完成すれば終わり」ではありません。
できあがった建物のなかで、最良の医療を提供するための機器・設備・環境の整備のためには、まだ圧倒的に資金が不足しています。

左)現病院の外来の様子 右)新病院で導入を目指す設備のイメージ
この先、私たちが動かなければ諦められてしまう何万もの命を救うため。
開設に向けたあとひと押しのご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
吉岡秀人(ジャパンハート最高顧問)が、まさに建設工事中の現場で、悲願の新病院にかける思いを語ります。
目次

ジャパンハートとは:
がんでも伝統医療にすがるしかない。
東南アジアの小児医療を変えるため、走り続けて30年。
「日本の医療なら、救える命がある」。
日本発祥の国際医療NGO ジャパンハートは、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念にアジアの小児医療の現実と向き合い、支援の道を切り拓いてきました。
開発途上国での医療支援活動というと、ワクチンを打ったり、栄養治療食を届けたりーー多くの人々の病気やケガを予防する「公衆衛生にまつわる支援」が思い浮かぶかもしれません。
しかしジャパンハートは、小児がんや、先天性心疾患、肝・胆道系疾患、口唇口蓋裂や泌尿器系の疾患など、高度な医療技術・医療機器がなければ治療が難しい子どもたちに対して、無償で医療を提供する活動に注力しています。
小児がん手術などの高度医療を含む治療は年間約3万件実施。2004年の設立以来、途上国での治療総数は30万件を超えました。

国連が、グローバルレベルでNCDs(非感染性疾患)、メンタルヘルスなどにおいて顕著な貢献をしているNGOや機関を表彰する「UNIATF Award 2024」も日本で唯一受賞しています。
ジャパンハートが拠点を置くカンボジアは、経済発展が進みつつある印象があるかもしれませんが、高度医療はまだまだ富裕層だけのもの。
こうして、がんや難病はなかなか現地の病院では正しい診断がつかず、高度医療病院に辿り着くことに時間がかかったり、辿り着くこともできず伝統医療にすがるしかなかったり、ということも多いものです。日本のような保険制度もないなかで、一般家庭の子どもは、難しい病気を患うと、ともすると病名すらわからないまま、なすすべなく命を落としてしまうしかありませんでした。
そんな子どもたち一人ひとりと向き合い、未来に繋げていくことが、私たちジャパンハートの活動の基盤です。

ジャパンハートの病院ではさまざまな子どもたちが治療を受けています。
骨肉腫と闘う14歳の女の子へのインタビュー(2023年当時)。ジャパンハートの病院で治療を受けた子どもの生の声・姿をぜひご覧ください。

2025年開院を目指す「新病院」とは:
東南アジアにジャパンクオリティを
新病院、なぜ必要?
私たちジャパンハートは、2004年に活動を開始し、2016年にはカンボジアに小児医療センターを設立しました。現在、この病院にはカンボジア全土から多くの患者が訪れ、特に小児がん治療では、日本有数の拠点病院に匹敵する実績となっています。
しかし、今の病院だけでは十分ではありません。この国では小児がん患者のうち「約2人に1人の子ども」が、自分の病名すら知らずに命を落としているのです。小児がんだけではなく、まだカンボジア国内で治療ができない症例も数多くあります。
そこで、私たちは カンボジアにより大きく、より広範囲に高度医療を提供できる新病院を開設します。東南アジアの子どもたちの「生存格差(サバイバルギャップ)」をゼロにするためのジャパンハートの大きな挑戦拠点となることを目指しています。
建設予定地は、カンダール州タクマウ。カンボジアの首都プノンペン中心部から車で約20分。プノンペンは、ASEANの経済・物流の大動脈の要所に位置。2026年オープン予定の新空港からも近く、将来的に周辺の貧困国(ミャンマー、ラオスなど)からの患者の受け入れも視野に入れています。
新病院、どんな病院?
コンセプトは、「高度医療 × 心を救う医療」
新病院は、いまある病院と比べて、病床数も、対応できる診療科の種類も格段に進化します。

さらに、先進的な取り組みをさまざま実現し、命だけではなく心を救う医療を実践する病院を目指します。どれも私たちがこれまでの長年の経験から絶対に必要だと思う要素ばかりです。
■譲れない、5つのこだわり
①医療設備:新しいシステム・機器を備えた病院に
・電子カルテ、医療画像管理、患者データのデジタル管理などのシステム導入
・日本の専門医による診療監修と教育システム
・栄養士が監修し、入院患者一人ひとりに最適な食事を提供
②院内設計:高度治療に適した病院の構造に
・免疫力の低い患者を守る動線設計
・小児がん患者が一般の来院者と交わらないようにゾーン分けを徹底
・感染リスクを最小限にする高度治療対応の病院構造
③空間づくり:子どもたちの病だけでなく「こころ」も救う、遊び心のある病院へ
子どもたちの入院期間は平均約1年。
身体だけでなく心も成長する大切な時間を過ごす場所だからこそ、「痛い・怖い」場所ではなく、想像力が刺激され楽しい気持ちになれる「来たくなる病院」に、院内には遊び心のある空間づくりにこだわっています。
④患者家族へ:家族の心も配慮できる病院へ
カンボジアでは、入院患者の身の回りの世話を家族が行うのが一般的。そのため、家族は仕事を辞め、きょうだいの育児を他人に任せるなどして、病院で付きっきりで生活します。
悔しいことに、入院するすべての子どもが助かるわけではありません。だからこそ、治療だけでなく、家族の心を支える医療を大切にしたいと考えています。
⑤職場環境:働きやすい環境で、より良い医療を
スタッフ向け託児所を完備し、子育てしながら働ける環境を整備

資金の使い道:
新病院、開院まであと一歩。まだご寄付が必要な理由
ジャパンハートは、2023年1月に新病院建設プロジェクトを発表し、皆さまの温かいご支援のもと進めてきました。
開設にかかる総予算は10億円超。助成金のない中での挑戦は、「NPOには無謀」と言われ続けてきましたが、皆さまのお力添えにより、現在までに約6億円のご支援をいただくことができました。
結果、現在、開院までの全工程のうち約70%まで進捗することができています。心より感謝申し上げます。
しかし、私たちが目指す形での開院を実現するためには、まだ資金が不足しています。
なぜまだご寄付が必要?
病院自体はすでに建設が進んでおり、今年のオープンに向けて、様々な部分を圧縮し、削減しながらではありますがなんとか竣工の目処はつきつつあります。しかし、「病院は建物が完成すれば終わり」ではありません。
私たちの目指すビジョンの達成のため、最良の医療を提供するための機器・設備・環境の整備が不可欠です。今回のクラウドファンディングでいただいた皆さまからのご寄付は、以下の用途に充てさせていただきます。
■為替変動による追加費用への対応
・円安による医療機器/資材の価格上昇分の充填
・建設コスト増加への対応
■医療機器・資材の購入/環境整備
・小児がん治療に必要な診断機器
・手術/集中治療室の機器
・患者や家族用の生活インフラ(給水設備、電力供給システム)
■心を支える病院環境の整備
・入院中の子どもたちが遊び、学び、安心して過ごせるプレイルーム
・付き添いの家族が使えるキッチン/洗濯施設/憩いの場
※本プロジェクトはAll-in形式のため、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、上記の通り、院内の設備内容を調整するなどして、新病院開設を実現します。
※とはいえ、第一目標として掲げる5,000万円ではまだ充分とはいえません。もし皆様のお力添えで5,000万円を達成することができた場合も、最終目標額達成に向けて、引き続きネクストゴールや第二弾クラウドファンディング等で尽力していく所存です。
もし、開院までに総額目標に達しなければどうなる?
目標金額に達しない場合は、可能な限りの削減を行い、最低限の機能を備えた形で開院せざるを得ないことになります。
✔︎ 手術室の機能を限定せざるを得ない
・設置する手術室4室の機能を、現病院と同等レベルにとどめる。
・最先端の手術支援技術や高度な感染対策が導入できない。
✔︎ 医療機器のスペックを妥協せざるを得ない
・超音波診断装置などの精密な診断を可能にする機器が購入できず、より低スペックな機器に。
✔︎ 患者や家族の環境整備が十分にできない
・長期間入院する子どもたちや付き添いの家族にとって、心のケアや生活環境の質が担保できなくなる可能性がある。

設備の整った高機能な手術室を導入すれば、手術の進行が円滑になり、子どもたちの手術時間が短縮。負担が軽減されます。また、手術件数も増やすことができます。
これら新病院の設備や医療機器の多くは、開院時にインストールする必要があるものです。
病院が一度稼働を始めると、「資金が集まったから、あとでより良い設備にアップデートする」というのは、現実的に難しいのが実情です。
だからこそ、今、開院前のこの8ヵ月間が最も重要な期間。ここで十分な資金を確保できるかどうかが、子どもたちが受けられる医療の質を左右します。
あなたのアクションが、病院の常識を変え、病気の子どもの運命を変え、東南アジアの医療の未来を変えます。
ご賛同いただけましたら、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。
::ご留意事項::
●本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
●ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
●個人情報の取扱いについて
特定非営利活動法人ジャパンハートは、個人情報の重要性を認識し、「個人情報の保護に関する法律」をはじめとする個人情報の保護に関する法令、ガイドラインを遵守し、細心の注意を払って取り扱いを行います。
●本プロジェクトへのご寄付に対する税制優遇について
ジャパンハートは東京都より認定を受けた認定NPO法人のため、寄付金控除等の税の優遇措置(減税)を受けることができます。
- プロジェクト実行責任者:
- 吉岡 春菜(特定非営利活動法人ジャパンハート)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
特定非営利活動法人ジャパンハートが、アジア小児医療センターを開設するための資金として使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差分は、これまでにいただいたご支援および自己資金で補填します。
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プロフィール
「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションに掲げ活動する、2004年に設立された日本発祥の国際医療NGO。アジアの開発途上国(ミャンマー・カンボジア・ラオス)で子どもの無償治療などを行い、その数は年間約4万件、累計30万件を超える。日本国内では地域医療や災害被災地への現地支援、小児がんの子どもと家族の外出を医療者がサポートする活動に取り組んでいる。
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ギフト
1,000円+システム利用料

【個人向け】1,000円コース
・御礼のメールの送付
・寄付金領収書
・年次報告書の送付(年1回)
・日本で開催する報告会へご招待
※2025年7~9月の休日の日中を予定しております。詳細は7月までにご連絡します。
- 申込数
- 121
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
5,000円+システム利用料

【個人向け】5,000円コース
・御礼のメールの送付
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・日本で開催する報告会へご招待
※2025年7~9月の休日の日中を予定しております。詳細は7月までにご連絡します。
- 申込数
- 103
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
1,000円+システム利用料

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- 121
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- 2025年12月
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プロフィール
「医療の届かないところに医療を届ける」をミッションに掲げ活動する、2004年に設立された日本発祥の国際医療NGO。アジアの開発途上国(ミャンマー・カンボジア・ラオス)で子どもの無償治療などを行い、その数は年間約4万件、累計30万件を超える。日本国内では地域医療や災害被災地への現地支援、小児がんの子どもと家族の外出を医療者がサポートする活動に取り組んでいる。

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