BLS人形とAED/AEDデモが到着し、初の院内BLS講習を行いました

ご支援者の皆様へ

 

こんにちは、ミャンマーで活動中のジャパンハートの医師の大江です。

 

11月初旬についに、ご支援していただいたBLS人形とAEDとAEDデモ器がすべてワッチェ慈善病院に届いたので、皆様にご報告させていただきます。

 

○BLS人形到着

　3Bサイエンティフィックから4体のBLS人形を購入しました。この4体に加えて、ジャパンハートのラオスから頂いた成人1体と子ども1体を加えた合計6体でBLSのトレーニングを行っていきます。

 

○AED/AEDデモ到着

　日本光電のAED-3100とTRN-3100（トレーニング用）の機器を購入しました。AEDデモ器の使い方をミャンマー医師・看護師と一緒に聞きます。トレーニング用には全部で5種類のパターンのシナリオが内蔵されており、英語の音声（ミャンマー語版はないそうです）にしたがって行動してします。

 

○初の院内BLS講習会（11月12日）

　11月10〜11日のミャンマーの満月のお祭りが終わり、早速院内でのBLS講習会を行いました。ミャンマー人医師のマチョーがBLSの意義についてみんなに解説してくれました。その後、BLSを受講してきたばかりのミャンマー人医師に実際のデモンストレーションを行ってもらいます。その後、4つのグループに別れてCPR（心配蘇生）とAEDを用いて練習しました。

 

○今後のBLS講習の予定

　12月にはマンダレーの日本語学校や日系企業からBLS講習会の依頼があり、ジャパンハートのメンバーが生徒や会社の従業員たちにBLSの仕方をレクチャーします。初めての院外講習であり、しっかり準備を進めていきます！

 

○最後に

　皆様からのご支援でようやく一歩目を踏み出すことができました。まだまだ改善点はたくさんありますが、ミャンマー人と一緒に力を合わせてBLSを広めていきます。これからもどうぞ応援をよろしくお願いします。

 

ミャンマー　ワッチェ慈善病院　長期ボランティア医師　大江将史