
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 100人
- 募集終了日
- 2016年3月31日
「異文化人」は何を考えてる?異文化交流が大事な3つの理由。
はじめまして!
日本とフランス育ちの小澤天璃(あめり)と申します。
カルモニーの運営メンバーとして活動しています。
今回は自分にとって、異文化体験がどういうものなのか考えてみました。
人生タイムライン: 東京生まれ。父親は日本人。母親はフランス人。幼い頃から父親には日本語、母親にはフランス語を話すことが日常。家庭では言語を混ぜることも普通。親共に日本語・フランス語を話す。
7歳まで日本。小学1・2年生は Lycee Franco-Japonais (リセ・フランコ・ジャポネ)という飯田橋にある、フランス語教育の学校に通う。平行に日本語も学習。 7歳から18歳までフランス、パリ校外の学校に通う。学校は幼稚園から高校までカバーする大規模。
学校について: Lycee International de Saint Germain en Laye 「インターナショナルスクール X 現地校」 フランスの名門公立校、リセ・アンテルナショナル サンジェルマン アン レイは外国から来た子供たちに母国の文化と教育を大切に保持させながら、フランスの教育を行います。 バイリンガル・バイカルチャーの教育の場として、14カ国の子供たちが共に学ぶ環境はフランス唯一のものです。
イギリス・ドイツ・ポーランド・オランダ・イタリア・スペイン・ポルトガル・ノルウェー・デンマーク・スウェーデン・アメリカ・ロシア、中国そして日本の14カ国のセクションの生徒がフランス語で数学や理科などの一般科目を習っている。そして中等部までは週6時間、高等部では週8時間、それぞれの国のセクションで国語と社会の学習をしました。
また、「各国の文化を大切にしていこう」という観点から、さまざまな行事が催され、日本文化だけでなく他国の文化にも数多く触れることができます。
国際オプションのフレンチバカロレア(フランスの高校卒業証明)取得。
これは通常バカロレアの第一外国語の代わりに、日本語の国語科の筆記・口頭試験を受けました。通常バカロレアの地理歴史科の問題の代わりに、日本の地理歴史の内容を加味した問題の筆記・口頭試験を受けました。試験問題作成と採点に文部科学省が参加・協力しました。
その後、日本に帰国し、夏期予備校へ通い都内の大学へ入学。
異文化交流が大事だと感じる理由とは?
私の視点から言えば、「生まれてから異文化しか知らない」と言っていいくらい、子供の頃は自分の人生が特別だとは思っていなかったのです。しかし、自分は、日本だけでなく世界中どこへ行っても「異文化人」なのかもしれません。だからここでは、「異文化人」になるにはどうしたらいいという質問には答えられませんが、「異文化人」がどういう発想をもっているのかをただただ考えてみて欲しいです。
4歳の時、保育園で食後の歯磨きの時間がありましたよね。みんなはよい子でながしの前に並んでいましたよね。ごく普通の状況で私もみんなのように並んでいたら、なぜかふっと顔をあげたのです。その時鏡に反映した顔の特徴はなぜかみんなとはちょっと違っていました。なんでだろうと思う私。それが他の保育園生たちとちょっと変わった特徴をもっていたことに気づいた最初の思い出です。別にショックではありませんでした。ただ自分を他人に比較していく中でこれからこの特徴とともに生きていくことが日常になり、異文化人が特別だということに気づかされました。だからどこへいても異文化に包まれているのかもしれません。
1)私ににとって異文化経験とは、物事を客観的にみる力を養うきっかけになるものだと思います。フランスへ行けば、日本にいると分からない日本文化など、気づかないことに刺激され、日本へ行けば、フランスにいると分からないフランスの文化など、気づかないことがより明確にみえてきます。こののような異文化体験を繰り返していくうちに、客観性と共に考え方が柔軟(Open-minded)になって偏見を乗り越えるようになります。
多様性についての様々な研究をみると、やはり多様性の少ない環境では、不信や偏見、一面的な会話や言語の問題が発生します。それによって新しいアイディア、リーダーシップの獲得や相互理解が難しくなる可能性があります。客観的にみて、日本では多くの人がコンフォートゾーン(居心地の良いところ)にいながら、出たくない人がたくさんいるようです。その一歩を踏み出すことが大事なのではないでしょうか?もっと若いひとたちに海外に興味をもたせることが多様性をもっと認めることに基づくのではないでしょうか?そしてそれが日本の未来につながるのではないでしょうか?
中学生の頃、2週間だけ日本の学校で体験入学してみた時、初めて日本風の「英語」の授業を受けました。その時はっきり覚えているのが、英語に対して生徒たちの嫌がる発言や顔でした。確かに、その生徒たちの立場になって考えてみると、「なぜこのような自分に関係のない言語を習わなきゃいけないんだ?」という想いが浮かんできます。それは授業の内容があまりにも『文化』というものから遠ざかっていたからだと思います。今振り返ってみると、本当は、色々なおもしろく興味深い知識がたくさん隠れているんだ、と伝えてあげたかったのです。本当はメンタリティーの成長と世界の広さと美しさを知ることができる第一歩なのだと大人になった自分は強く思います。だから人として、生きていく中で、「外国語」特にその背後にある『文化』は自分と関係のないものではないのです。
2)コミュニティー同士で文化と文化との架け橋になれます。例えば、フランスで友達とごはんを食べる時、日本食を食べる場合どういう具合に醤油をかけるべきか、なぜお箸をご飯に突き刺してはいけないのか。この様な小さいことから説明できると共にその文化の「雰囲気」も伝えていると思います。その友達のリアクションも想定できるし、それによって、自分の意見も調整できると思います。
日本は多様性を認めていないとは決して思いません。アジアの中でも、経済的に豊かなせいか、新たな視点を取り組むことはいろいろな面で十分できているし、ミックス(親の一人が外国人)の人の居心地の良さもずいぶん安定してきたと思います。そのもう一歩として、教育の進歩があります。成長期の教育が一番大事なのは、その後の人生の中での考え方や価値観がほとんどその時期に決まってしまうからです。MulCul Academy が存在する理由のひとつは、この時期の国際教育が日本の教育に欠けているからです。
フランスで通っていた学校はかなりユニークな環境で、私みたいにミックスの日本人とフランス人は多くいました。学校にいた10年間はその生徒たちと毎年同じクラスで、絆を深めつつ、卒業する頃には家族のような存在になっていました。この異文化経験は私の基本でありながら、かけがえのないものでもあります。この様な環境の中で成長すると、いつの間にか、自分が二つの文化をもつということは、二つとも100%に生きることが大事だと感じました。それは、言語をマスターすることから始まるけど、それよりも、小さななところにいっぱいつまっているのです。毎日父と笑い話をしたり、日本食を食べたり、年には3回まで日本に帰ったりしたりと常に日本に近づこうとしました。
他にも学校の行事で、日本の文化を広めるイベントなどが行われました。毎年1月にはお正月会が行われ、もちをつき、百人一首に遊びました。5月には運動会などがあり、卒業する時は着物を着ました(上の写真)。また学校の学園祭にあたるクリスマスイベントもあり、そこでは全セクションのストールがあり、日本セクションでは親が折り紙でできた小物などを売っていました。夏になると、夏の学園祭が行われ、その時はそとで全セクションのテントがはられ、日本セクションでは親たちがバーベキューで焼き肉をつくったり、おにぎりやお弁当などを売っていました。また各国の文化の象徴である運動や踊りなどのパフォーマンスもありました。以下がそのイメージです。

他にも、ジブリ映画や一般的な日本映画の上映や落語、東日本大震災当時に、民俗芸能を通して、東北の魅力を紹介するイベントもありました。以下参照。

4)言語を話せれば、自分のアイディアをより広められます。自分に対しての新たなチャレンジや挑戦になると思います。日本人とフランス人あることはけしていつも簡単ではないのです。二重国籍だと日本では国籍を選ぶ必要があることや、日本ではハーフとしてとらえられ特別扱いされたりすることなどがありました。けれども、このチャレンジやこころのキズは自分のアイデンティティをつくり、強くしてくれたのかもしれません。だから今ここで、日本に新しい世界観を与えたい自分がいるのだと思います。
日本の文化と美しさが好きで好きでたまらなくて、大学をいいわけに帰国しました。その大好きな日本に、自分のできる限りをつくして新たな視点を与えたい気持ちでいっぱいです。それは多様性に満ちた平和な社会にたどり着けることを信じているからです。
より多くの子供たちに世界の広さと美しさ、そして地球人としての成長を実感してほしいです!
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