NHK公開収録レポート！

お待たせしました！

10月2日にNHKホールで行われた『NHK音楽祭2023関連イベント BS８K特集番組「体感！迫力のマルチ画面～華麗なる吹奏楽の世界～」公開収録』の現場レポートです！

 

倍率約2倍の観覧申込があったと聞き、大変嬉しく思っております。

惜しくも抽選に漏れた方も、来月の放送ではお楽しみいただけること間違いなし！

約40台のカメラがTKWOを漏れなく写した番組となる予定です。

 

 

当日昼間のリハーサルでは、演奏の確認に加え、4K・8Kの高精細な映像を撮るために入念なカメラチェックがありました。

 

　↓↓ 拡大 ↓↓

 

ご覧のとおり、手元やアンブシュアまでバッチリ見える距離、しかも4K（3840×2160）です！

通常の地上デジタル放送が1920×1080ですから、縦横それぞれ2倍、画素にして4倍のきめの細かな映像です。

これがステージ上に30台以上あるので、その調整だけでも小一時間かかるなんとも大変な作業です。

 

 

各奏者を写す4Kカメラに加え、ステージ全体を写す最先端の8Kカメラは担げないほどの大きさ。

客席後方に1つ、ステージ両サイドにも2つ、計3つの大きな8Kカメラが設置されています。

ステージ両サイドの2つも遠隔で向きを変えられる仕様ですが、演奏の妨げにならないよう、モーター音などまったくしないものでした。さすがNHKです。

 

 

ちなみに、4K・8Kという高精細な映像のように、超高精細な音源を今回のクラウドファンディングではリターンとしてご用意しております。

通常のCDでは16bit-44.1kHzというところ、32bit-96kHzという約13万倍高精細な音源であるNSB2024のマスターデータは超プレミアム！

※分解能を表すbit数は1つ増えると精度が2倍になるため、「サンプリング周波数約2倍」×「分解能2の16乗倍」＝約13万倍として計算。

対応した再生機器が必要ではありますが、NSB2024の魅力を余すところなく伝えるマスターデータの音を、CDと聴き比べるのも面白いかも知れません。

 

■「NSB2024」を最高音質で｜マスター音源コース

 

 

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本番の模様は、11月11日(土)午後2時～午後3時30分にEテレ・BS4Kで放送される番組をご覧いただくのが一番かと思いますので、ここでは概要のみご紹介します。

演奏曲はこちらをご覧ください。

 

第1部は、吹奏楽愛好家たちのバイブルから近年の邦人作品まで、と題した3曲。

吹奏楽の魅力をたっぷりお届けできたのではないでしょうか。

 

 

第2部は、宇宙の音楽（P.スパーク）。

収録でさえなければ曲中でもブラボーの声が響いたであろう冒頭のホルンソロで始まった圧巻の20分となりました。

 

 

そして、「ポップス×吹奏楽の世界」と銘打った第3部。

吹奏楽でポップスといえば、もちろんNew Sounds in BRASSです。

5名のゲストと共に、New Sounds in BRASS楽曲を中心としたお馴染みの名曲をお送りしました。

 

 

NSBの生みの親・岩井直溥さんの作品からはエル・クンバンチェロ、そしてアンコールにアフリカン・シンフォニーをお届けしました。

NSB1995のCDでは1曲目に収録されたエル・クンバンチェロ。

当時のライナーノーツからも、パッションがあふれ出ています。

サア、いきなりのラテンパーカッション・ボンゴ大ソロ大会とタイトルのオタケビに始まる「エル・クンバンチェロ」。もー最初っから盛り上がるっきゃないって感じですね。おまけに待ってました岩井大明神！のサウンドなんですから、なんともいえずイクッかないってカンジなんであります。

NSB1995ライナーノーツ（磯田健一郎）より

 

ちなみに前日のリハーサル休憩時、今回“オタケビ”を上げた渡辺壮がひとり練習室の裏で「クンバンチェロ！」と何度も練習を重ねていたのはここだけの話です。（すみません、あまりにも熱心に繰り返していたので、写真を撮り忘れました…）

 

そして、アフリカン・シンフォニーは今回のNSB2024でリアレンジされます。

こちらもまた楽しみですね！

 

 

アンコール2曲目の星条旗よ永遠なれ（J.P.スーザ）では、番組スタッフより撮影可のアナウンスがあり、すでにあるたくさんの4K＆8Kカメラに加え、会場の皆さんの2000台を超えるカメラ（スマホ）に囲まれての演奏となりました。

この模様は、SNSで数多く投稿いただいておりますので、ぜひ検索して、様々なアングルからの演奏をお楽しみください！

 

■X（旧Twitter）に投稿された演奏の様子

 

 

また、音楽之友社「バンドジャーナル」12月号（11/10発売予定）にて、番組の見どころ＆聴きどころをご紹介いただきます！

ぜひ、“バンジャ”を手に、番組をご覧ください。

 

 

発売翌日が放送日ですので、お求め忘れのないようご注意ください！

（録画派の方もお忘れなきよう！）

 

 

11月11日の放送では、TKWO正指揮者 大井剛史、コンサートマスター 林田祐和のコメントもございます。

お楽しみに！

 

 

奇しくも、NSBの生みの親・岩井直溥さんの生誕100周年という記念日の演奏となった今回。

誰もが愛するNew Sounds in BRASSが、これからも新しいレパートリーを生み出し演奏され続けるよう、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします！