#13 シエルブルー鹿屋所属 原田裕成

 

原田裕成(シエルブルー鹿屋所属／岡山県出身)

プロフィール

2016年3月　鹿屋体育大学卒業

◎主な戦績

2016年　アジア選手権 チームパシュート2位

2017年　全日本選手権 インディビジュアルパシュート2位

2018年　全日本選手権 チームパシュート 優勝

        堺国際クリテリウム 優勝

◎好きな食べ物　鳥のたたき

 

 

”経験”

大学入学当時の私は無名の選手でしたが、周りにはワールドクラスの選手がゴロゴロいて、「どえらいところに来てしまった」と言うのが正直なところでした（笑）

 

日々先輩方に稽古をつけて頂き、必死に練習について行ったのを覚えています。その経験を経て全国優勝やナショナルチーム入り、そして日本記録樹立からのプロ活動などの今が有ります。

 

酸いも甘いも全て鹿児島でした。

そんな鹿児島が僕は大好きです。

 

 

”現状”

鹿屋体育大学の現在の成績は「黄金期に比べかなり低迷している」というコメントをよく耳にします。しかし私は鹿屋体育大学の戦力低下という捉え方だけを素直に受け入れていません。

 

1年間で全国優勝を40回も量産した時代もありましたが、今でも年間10回以上の全国優勝は達成していますし、10年前に日本中の誰も出せなかったようなタイムを、いとも簡単に記録する選手が鹿屋だけでも何人もいます。

 

他大学のスカウト、選手強化（トレーニング方法の確立）、チームマネジメントという諸々の要因により、大学全体（勿論鹿屋を含めて）の急激なレベルアップが実現しています。

 

さらに、東京五輪のムーブメントでスポーツに力を入れた私学が激増し、有力選手が分散したことで各校の力が拮抗しているのだと僕は分析しています。

 

それは”新たなステージに進むレジスタンス”だと思います。

みなさんもご経験あるかと思いますが進化の過程で抵抗は必ずあるものです。

 

 

”取組み”

そこでの新しい試みがリンジンベース・プロジェクトです。

 

他大学とは異なる試みを行ってきたのが鹿屋体育大学であり、監督の黒川剛です。

 

鹿児島県で唯一無二のトレーニング施設を作り、鹿屋体育大学だけでなく大隅半島全体でサイクルスポーツを盛り上げて行こうというプロジェクトです。

 

これは他大学が真似しようと思っても出来ない事、この事こそが鹿屋体育大学の新たな一歩です。

 

”結び”

今回のクラウドファンディングでは初期目標の500万円達成にご協力頂き誠にありがとうございます！

 

しかしリンジンベースの施設を完成させるには約2000万円の経費がかかり、更なる皆様のご支援が必要です。

 

どうかこの魅力いっぱいの地域特性を生かした、魅力的いっぱいのチームが行う社会貢献を兼ねた画期的な活動に、ご支援頂きますようお願いします。

 

引き続き鹿屋体育大学自転車競技部、そしてシエルブルー鹿屋の応援をよろしくお願い致します。