まだ準備中ですが〜最初の患者さん

ご支援ご賛同いただいてますみなさま

7月も後半となりましたが診療所の正式開所はまだ先になりそうでお待たせして申し訳ありません。

据え置きレントゲン装置がある場合、決められた防護措置を取り、周囲の放射線量などを専門業者に測定してもらって問題なければ初めて診療所申請ができます。その肝心の防護設備が想定外に色々あって結局プレハブの1部を鉛入りの壁で囲む工事となりました（それをお願いしたのはご近所の秋田犬の飼い主さんが偶然内装屋さんであったご縁です）。

なので完成は来月にずれこみそうです…が、人間側の都合と動物たちの事情は無関係。

ということで昨日、初めての患者さんが来ました。急遽診察台、超音波、顕微鏡を使えるようにしてスペースも確保、なんとなく病院らしくなりました。

やってきたのはとても小さな可愛い瓜坊😍イノシシの赤ちゃんです。

おそらく出生後まもなく母親とはぐれたようで（子どもたちの多くは育つ前にはぐれることが多いのです）ミルクから育てられてますが下痢が続き痩せてるのでリモートで相談を受け随分回復したものの、一度診てほしとのことで連れて来られました。

※始めて診察台に乗った動物がイノシシ！感動です。

案外元気で深刻な痩せ方でもなくほっとしましたが、糞便に寄生虫が出ていたので虫下しとついでに高栄養剤のニュートリカル（これはあらゆる動物の命をすくってます！ネットで買えます）も飲ませました。

そしていただいた言葉

「診てもらって安心しました」

この言葉のためにこの仕事をしているので本当にありがたい限りでした。

なかなか晴れて開所！とは行きませんが診療所にも研修所となる家屋にもエアコンが完備されたので暑い夏も乗り切れそうです！着々と進めていくのでどうか暖かく見守っていただき、楽しみにしていただけるとありがたいです。

どうかよろしくお願いします！

※入口周辺だけ片づけてちょっと診療所っぽくなりました～