日本でもアフガニスタンでも、教育を通して、夢への一歩をサポートしたい。

みなさま、ページをご覧いただきありがとうございます。

シャンティ国際ボランティア会（以下、シャンティ）の喜納と申します。

 

 

私たちは、学ぶ権利を失ったアフガニスタンの女の子たちに、もう一度、教育の機会を提供するための活動をしています。

 

本プロジェクト公開初日に、みなさまへのごあいさつと併せて、実行者としての想いを綴らせていただくことをお許しください。

 

 

私たちの常識では想像することが難しいアフガニスタンの女の子たちの思い

アフガニスタンの少女たちが教育を受けられずに辛い思いをしていると身をもって感じたのは、シャンティに入職して実際に現地の子どもの声を聞いた時のことでした。

 

“将来は先生になってこの国の女性の役に立ちたい。だから勉強を続けたい。”

 

彼女たちは、夢を叶えるためには教育が必要不可欠だということを知っています。

しかし、中等教育レベル以上の就学が事実上禁止され、彼女たちが夢を実現させ得る可能性はいとも簡単に奪われてしまいました。

 

私は、前職で公立中学校の英語教員をしていました。

その時、勉強が苦手な生徒に対して、“努力して勉強すればきっと夢を叶えられるから、”と励ましていました。

 

その努力する機会に手を伸ばすことさえ禁止されているアフガニスタンの女の子たち。

 

生徒にそんな声掛けをしていた自分のことを思い出し、学校に行くことを心から望んでいるアフガニスタンの女の子たちのことを想像すると重くるしさに苛まれました。

 

 

彼女たちと共に、諦めないこと

そんな時、彼女たちのために私にできることをしようと決心させてくれたのも実は現地の女の子たちの声でした。

 

“コミュニティベースの教室をオープンしたシャンティの職員に感謝しています。

ここでたくさん勉強して将来はお医者さんになりたいです。”

 

 彼女たちは教育の機会があれば、どんなに厳しい状況でも前を向いて進み続けようと努力します。

そんなアフガニスタンの女の子たちのたくましさに、なんだか救われたような気がしました。

 

今回のプロジェクトは、私が東京にいながらアフガニスタンの女の子たちにできることの１つだと思っています。

 

生まれた場所が違っても、子どもというのは環境が整えば、夢を見つけそれに向かって努力することができます。

微力ではありますが、そんな子どもたちのサポートをこれからも継続していきます。

 

みなさまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

プロジェクト実行者　喜納

 

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