★１２月１１日（木）の配布活動報告ですッ！！！

１２月１１日の絵画カレンダー、配布の報告を致します！（長文ご容赦）

 

昨日、１１日は、震災から３年と９ヶ月の日。
祈りをあらたにし、仲間と、心を込めて配布してきました！

 

まず、伺ったのは、かつては市民の野球のメッカだった石巻野球場にできた

「仮設 水押球場団地」。

 

（仮設 水押球場団地）

 

ここは小学から高校と野球の公式試合はここだったので、ほんとよく通いました！
プロ野球のイースタンリーグも開催されたりして、わくわくししながら、見にいったのを憶えています。

 

震災後、球場に隣接するマンションに寄った時、「ここも仮設住宅になるのか。。」と感じました。

 

（２０１１年７月。建設された頃の水押団地と石巻）

今日は、業務が休みの仲間２人が駆けつけてくれて、この比較的大きい団地を４人でブロックに分かれ配布して回りました。

 

（配布する仲間）

 

（配布する仲間）

 

ここでもお袋のお知り合いにお会いでき、

いろいろとお話しさせて頂きました。

球場を終え、地区内の、公園に設置された３つの仮設住宅団地を回りました。

（仮設 水押団地）

 

（仮設 新境谷地南団地）

 

（仮設 開北団地）

その一つ、新境谷地南団地では、街なかにお店をかまえていた方のお話しを聞けました。

場所を聞くとすぐわかるお店。「あそこのお店ですね！」

 

そして、場所がわかると、脳裏をよぎる震災の時の被害状況。。。（あー、あそこでは、だいぶ被害が大きかっただろうな。。。）と。

 

店主は、明るく過ごされていました。

 

「復興公営住宅、あだったんだでばー！！（抽選で当選したの意）」

 

「そうですかー！！！よかったですねー！！」
と僕ら。

 

「んだげど、入れんの、でぎでがらだがら、さ来年だーー、、」

 

これがその時の会話。

 

今、石巻では、復興公営住宅等の建設が旧ピッチで進んでいます。
それでも、完成まで数年かかります。

その数年間はまだ、仮設住宅での生活になるという事を意味するんですよね。

それは、本当に大変な事だなとあらためて感じました。

この絵たちが、仮設で待つ暮らしの中で少しでもお役に立てたらうれしいです。

 

 

今日の配布メンバー！本当にありがとう！

（今日の配布メンバー）

 

午後は、業務がてら、隣の「女川町」を訪問しました。

 

（震災から３年９ヶ月の日の女川町）

 

 

女川はいたるところ造成がすすみ、復興工事が一段と進んでいる印象でした！

 

 

前回来た時よりまた進んでる印象です。

 

船も多い！！！

 

 

今回のプロジェクトでは、父の描いた女川の風景画で現存する原画、データを使用し、女川の風景画だけの、女川版のカレンダーも制作します！！

はじめは、『石巻・女川の風景』として、合わせた感じにしようと思ってたのですが。
女川町の風景だけで構成したら、女川の方々に、なお喜んで頂けるのではないかなーとの想いから、
単独で『ふるさと 女川の風景』カレンダーとして、制作を決めました！

 

その打ち合わせに、女川町役場の仮庁舎に。

 

 

仮設住宅の担当の方と、配布の打ち合わせをさせて頂きました！

 

 

ここにも仲間がいてくれてほんと助かります。地元の仲間に感謝★

 

 

 

そして、業務に戻ると、事務局に、今週月曜日に配布した団地の方からの感想ハガキが！！！！

 

（配布した方から頂いた手書きのメッセージ）

 

 

有り難い！！！　”届いてる”そう感じられて、すんごいうれしいです！

こんな素敵な感想を頂けて、やってよかったと思えます！

 

今後も仲間と配布してまいります！！！

週末は、渡波・万石浦地区を予定しています！！
 

熊倉