プロジェクト終了報告

アートの仕事や仲間に出会えるをテーマに開催した「ART JOB FAIR 2024」が先日終了しました。
会期中に4つのプログラムを行い、前回よりも100名多い400名の方にご来場をいただきました。
2回目の継続開催にチャレンジした今回、会場の環境面や、事前告知に課題が残りましたが、来場者のアンケートでは「良かった」、「概ね良かった」が85%を超え、フェアが求職者のキャリアアップにつながりますかという問いに「思う」、「概ね思う」が90%を超える結果が現時点で出ています。(来場者アンケートは2月6日まで実施中)
一方で来場者数に関しては当初の目標数に満たず、事前告知が足りず、情報が行き届かなかったことを反省しています。
また会場においても初回の結果から、アクセスの良い東京駅近くで行ったのですが、奥まっていたために迷われたという意見をいただきました。
また環境面において、会場に冷たい北風が吹き寒いという意見を数多くいただいたり、会場が暗いという声も頂きました。場所のわかりやすさや、環境の大切さを改めて痛感し反省しています。

他方で、広い開放的な会場だったこともあり、初回にはなかった一体感や賑わいがあり、フェアの特徴でもある、多種多様な方が来場しつながりやすい場所になったと感じています。
会期中に行った4つのプログラムは、出展者や関係者も多く加わり、様々なお力添えをいただき、前回より充実した内容となりました。
出展においては「対面ブース」、「ポスターブース」と出展団体の参加形式を2つわけ、その分前回よりも6社増加した16社が参加しました。国内だけではなく台湾からのご出展もありました。
またトークイベントの数は前回と同じしたが、登壇者は18名となりテーマや内容も拡がり、前回よりも多くの聴衆の方にご参加いただけました。

さらに今回アーツカウンシル東京さんと協力して行った相談コーナーは、キャリアや活動にまつわる2つの相談スペースがあり、悩みや困りごとを気軽に相談できる場所として、常に人で賑わう場所となりました。
またキッズスペースのチームも強化し、子育て中の求職者のお子さんで2日間賑わいました。また受付もメンバーが増えてスムーズな案内誘導をすることが出来ました。

継続開催にチャレンジした今回、初回は3社だった協賛後援協力などのご支援をいただいた団体数が今回4社増え、7社となったことも成果となりました。
場所の変更やプログラム内容の充実をはかり、全国各地から初回を超える求職者にご来場いただき、また文化芸術団体の視察も増加しました。次回に向けて出展を希望する方やご協力いただける方にも巡りあえました。
これまで2度にわたるクラファンによって累計281名の方にご支援をいただき、フェアの立ち上げを支えていただきました。本当に心から御礼申し上げます。
今回ご支援頂いた資金は、開催費用として全額使用させて頂きました。
2度のクラファンによって基盤が構築でき、3回目に向けた手応えを感じました。そこで3回目の開催はクラファンを卒業して実施していく決意を固めました。

現在、来場者、出展者のアンケートのとりまとめを行っておりまして、3月には開催報告レポートを完成する予定です。
そこで3月6日(水)19時半から、開催結果報告会を行うことにいたしました。
ご支援をいただきました皆様や、ご協力いただきました皆様、ご来場いただきました皆様など、多くの方にご報告とお礼をお伝えさせていただけましたら誠に幸いです。
ご参加いただける方は下記のサイトにてお手数ですがご登録をお願いいたします。
(なお後日、アーカイブ動画として公開し、レポートも後日公開する予定です。)
https://ajf2024report.peatix.com
この度は、プロジェクトのご支援、ご賛同をいただき誠にありがとうございました。
皆さんのおかげで、アートジョブフェアを継続開催していく基盤がつくれました。
長く続くフェアとしてさらに発展できるよう取り組んでまいります。
引き続き見守っていただけますと誠に幸いです。
高山健太郎

クラファン返礼品として氏名を記載した看板を入り口に設置させていただきました。





















