元職員の逮捕に関するお詫びと代表理事変更のお知らせ

支援者の皆様

元職員　田中芳秀氏に関する逮捕の報道より

ご心配をおかけし、大変申し訳ございません。

田中氏に関する事実としては

報道にあります通り、5月17日（土）日本駆け込み寺の活動終了後、田中自宅に一般社団法人青母連の相談者を連れ込んでおりました。そして日本駆け込み寺の閉所日である18日（日）ランチ後に職務質問され挙動不審にて、コカイン所持・使用という事実がわかりました。

19日（月）時点で、田中に対しては懲戒解雇としました。

また、相談者である女性にもコカインを勧めてたと警察発表がありました。

田中本人の違法行為により各種支援の打ち切りや補助金交付の保留・取り消しなど多大な損害（約5,000万円以上）を被っております。

弊法人では採用時や研修時に相談対応としての遵守事項や個人情報の取り扱い等に関する説明、指導を行い、また相談マニュアル等を作成し、いつでも閲覧できるように事務所に備え置いておりました。また日常業務の中においても、遵守事項や個人情報の取り扱いについて、規程を遵守できているかどうかの確認は徹底しておりました。相談対応に関しては随時職員間で相談内容に関する情報を共有し、対応方針について検討する中で逐次指導を行う形となっておりました。

今後については、個人情報の管理において①相談者に対しては「代表電話及び相談専用メール、公式ラインアカウント以外からの相談受付は行っていない旨」を必ず冒頭に伝えること②相談終了後の個人情報や相談内容を記載した書類やデータに関しては、代表理事のみが明けられる鍵付き書庫にて管理を行うこと、を徹底致します。また、役職員に対する情報管理研修を実施いたします。本件のような事件があったことは団体内で常に周知し、このような事件を二度と起こさないよう、今まで通り職員と相談者とが個人的なやり取りを行わないよう徹底して参ります。個人的なやり取りが発覚した場合には即日解雇と致しますが、これを明確にする誓約書を全役職員から取り付けることといたします。

研修に関しては、弊法人が歌舞伎町に事務所をおいて相談業務を実施していることとの関係上、違法薬物や暴力等の事案が多く発生しており、それに対応することが必要であることから、違法薬物が疑われる場合の対応や暴力被害、詐欺被害にあった場合の対応等についても具体的な事例を通して対応方法を検討するワークを実施いたします。

当団体では、6月1日にて玄秀盛は代表理事及び理事を引責辞任致しました。

そのため、現在は清水葵が一人代表理事として担っていきます。

どうか今後とも当団体へのご理解とご協力賜りますよう

宜しくお願い申し上げます。