【血液で救う犬猫の命】助け合いで広げる輸血ドナープログラム構築へ

【血液で救う犬猫の命】助け合いで広げる輸血ドナープログラム構築へ

支援総額

1,184,000

目標金額 1,000,000円

支援者
80人
募集終了日
2020年12月21日

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プロジェクト本文

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代理支援について
実行者やプロジェクト関係者の身近な方で、「支援したいけど時間がない」といった場合、代理で手続きをさせていただきます。こちらよりご連絡ください。
 

 

 

 

獣医療の現場から、犬猫のいのちを守るために必要なことを伝えたい。

 

 

輸血さえできれば、救える命がたくさんあります。

どうぶつ同士が元気を譲り合う「輸血」は、獣医療の現場には必要不可欠です。

 

困ったときはお互い様だから。

そういったご家族の方同士のお気持ちの輪が、尊い命を救っていくことになります。

 

みなさんのご支援で、「犬猫の輸血ボランティア募集」と「協力体制の仕組み作り」を行ってまいります。
 

血液さえあれば助かったいのち。助かるいのちを、救える体制への第一歩を。

 

 

【2020年12月15日追記:達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました。】
 

お陰様で、第一目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます。
 
皆様の温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして、次の目標を225万円と設定させていただきます。
 
今後いただいたご支援は、引き続き「犬猫の輸血ボランティア募集」と「協力体制の仕組み作り」のために大切に使わせていただきます。
 
どうか最終日まで、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!

 

 

 代表 猪野:いのちを守る仕組みづくりを。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。代表の猪野です。私は獣医師でも獣医療従事者でもありませんでした。ほんの数年前までIT業界で働いてきました。友人からは「これまでのキャリアを捨ててまで、なぜ?イミがわからん。」と言われてきました。私も普通に考えたらそう思います。ダイナミックな成長を感じられ次々と新しいことを産み出していく楽しみから離れる決断を簡単にはできませんでしたし、当然ながら悩みました。

 

それでも結局獣医療の世界に飛び込む決意をしたのは、30年以上前の悲しい別れ、今でも思い出すだけで涙が溢れそうになるのですが、兄弟同然に過ごしてきた愛犬を事故で亡くしたことがあったからでした。

 

とてもカミナリが苦手な子だったのですが、ある日カミナリの日に鎖を壊し逃げ出してしまいました。父の運転する車で探しに行ったところ、近所のコンビニの近くで向こうから歩いてくるのが見えました。父と私に気づき、安心して嬉しくなったのか、こちらに向かって走り出したときに対向車に跳ねられました。すぐに私が抱き抱えて家まで連れ帰りましたが、そのあとまもなく亡くなりました。子供の頃のあまりにも切ない記憶です。

 

その後、何十年もの間、このことを誰にも話さないまま、記憶のどこかにしまってきました。家族の誰もがそうしてきたようにも思います。

 

赤ちゃんだったころの愛犬と私

 

私が、動物病院の経営に関わるお話を頂戴し、今こうして獣医療に関わっているのは、この原体験があったからだったのかもしれません。その時、懸命に助けようとしてくださった先生もそうだったように、いま一緒に働く仲間達も本当に素晴らしい志、使命感をもった尊敬できる仕事をします。

 

逆に肉体的にも精神的にもきつい仕事であることも身近で見てきてよくわかり、無茶な勤務状態の改善を行うことやDX(アナログな仕事をデジタルに置き換えること)を進めることで専門家が専門家としての仕事に集中できる環境づくりこそが私がやるべきこととして進めてまいりました。

 

獣医療の現場にはまだまだ足りていないことばかりなのですが、とりわけ命を救うために必要となる輸血の仕組みが十分ではありません。輸血さえできれば、救えた命はたくさんありました。

 

今回のプロジェクトは、その仕組みを持続可能なものとしていくことを目的としています。

 

今まで経営させてもらってきた病院でもできる範囲では実施してきましたが、人やお金の問題で十分な規模ではなかなかできていないジレンマも抱え続けています。

 

この度、1月に横浜山下町に「ユナイテッド横浜WANCOTT動物病院(仮称)」をオープンする予定なのですが、ワンちゃん向けの大規模複合施設WANCOTTさんと提携させてもらうことで、ひとつでも多くの命を救う輸血ドナーの仕組みを作っていけるだろうということになり、本プロジェクトを立ち上げることに致しました。

 

ドナーを募り、検査を行い、採血後の経過観察、トラブル時の緊急対応など、体制や設備にどうしても大きなお金がかかります。ドナーの子達へのささやかなお礼であっても、続けていくとなると大きなものとなっていきます。

 

応援に加えて、お得にご利用いただけるリターンもご用意いたしました。本プロジェクトに少しでもご賛同いただけるようでしたら、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 パートナー:WANCOTTとつくる、どうぶつたちとの安心の暮らし

 

WANCOTTでは、犬とのよりよい暮らしを送るために、屋内ドッグパーク、ペットホテル、リハビリフィットネス、パピーケア、シニア犬ケアを行っています。

 

 

今回、新しくオープン予定の動物病院(神奈川県横浜市中区山下町168−1 レイトンハウス横浜2階)では、地域の皆様、WANCOTTご利用の皆様に安心感をもたらし、身近で心に寄り添う医療ができる病院を目指します。

わんちゃん、ねこちゃん、ご家族の方によってお悩みは多種多様です。いろいろな状況を踏まえながら、『ご家族の方と一緒に考える』医療をおこないます。


動物病院の医療現場は、どうぶつたちのかけがえのない命を守る強い責任感に加え、飼主様と獣医師をはじめとした獣医療従事者の新型コロナウイルス感染防止により今までに経験したことのない緊張感の中、たくさんの命と向き合っています。


その子にとっての全てである飼主様と、その子の命を守る獣医療従事者のことも守るため、待合室や診察室での密な状態を解消するなどコロナ対策を施したペットフレンドリーな動物病院を目指します。また、少しでも身近に感じていただくために、具合が悪くなくても気軽に受診しやすい仕組みを作ってまいります。
 

ペット用の大型複合施設WANCOTTに併設する動物病院:ユナイテッド横浜WANCOTT動物病院(仮称)

 

 

 現場では、持続可能な輸血システムが必要とされています

 

血液があれば救えたいのち

 

現在、獣医療の現場では、長年にわたる経験や技術の積み重ねによって様々な病気を治療できるようになってきています。


しかしながら、出血が多かったり強い貧血を起こしていたりするときは、獣医師をはじめとした獣医療のスペシャリストがどんなに力を尽くしてもどうしても助けることができないことがあります。

 

どうぶつ同士が元気を譲り合う「輸血」は、獣医療の現場には必要不可欠です。

 


わんちゃんには13種類以上、ねこちゃんには3種類といった多くの血液型が存在するうえに、ヒト医療でいうところの赤十字社のような献血から輸血までの大規模な仕組みも存在しません。


血液さえ確保できれば救えたはずの尊い命を、私たちは何度も何度も見送ってきました。

 

そして、そのたびに無力であることに打ちひしがれては前を向きなおし、1つでも多くの目の前の命を救うため全力を尽くしています。


重度の貧血や事故による出血、血友病などの機能異常から、出血が予想される手術への備えなど、様々なケースで血液が必要です。そして、そのほとんどで急を要します。危険な状態で今日中に手術をしないと間に合わない。そういったケースで、運よく輸血がストックされていることはほとんどありません。


そのようなことはほとんど知られていないのが現状で、たいていの場合うちの子がそうなって初めて知ることになります。


困ったときはお互い様だから。そういった飼主様同士のお気持ちの輪が、尊い命を救っていくことになります。


緊急時に輸血を引き受けてくださる輸血ドナーを集め、事前に身体検査や血液検査(スクリーニング、血液型)、感染症検査(PCR検査)などの様々な検査を実施。そのうえで、献血していただいた当日も院内での点滴や輸血後管理、ご帰宅後のアフターケアなどに加え、献血に対する心ばかりのお礼などの直接的なものだけでもそのコストは大きく、献血ドナーの仕組みや体制を構築したくてもひとつの施設ではできることに限りがあるという現実がありました。

 

横浜とその周辺に住んでいるわんちゃん、ねこちゃんは非常に多いです。山下公園や横浜スタジアム、中華街のある横浜山下の町で、元気を譲り合う輸血ドナーの仕組みと体制を作ってまいります。

 

病院内での採血時の様子

 

*採血および輸血は、病院内にておこなう予定です。基本的には、貯蔵はせずに、採血次第すぐに輸血をおこなう仕組みにする予定です。そのため、冷暗貯蔵の設備を設ける予定はありません。

 

 

 

 皆様のご支援は一つでも多くのいのちを守るために活用いたします

 

献血の流れ

 

1. 献血を必要とする動物が来院

2. 動物病院からご登録家庭へ献血依頼のご連絡

3. ご来院いただき献血のための採血を実施

 

 

ご登録条件

            

登録前の検査

 

・健康状態チェック

・血液スクリーニング検査

・血液型検査

・輸血ドナーパネル(感染症検査*)
 

*以下の感染症検査(PCR検査)をおこないます。

◉犬について
・Anaplasma spp(アナプラズマ)

・Babesia spp(バベシア)

・Bartonella spp( バルトネラ)

・Brucella canis(ブルセラ・キャニス) 

・犬ヘモプラズマ

・Ehrlichia spp(エーリキア)


◉猫について
・Anaplasma spp(アナプラズマ)

・Bartonella spp(バルトネラ)

・Cytauxzoon felis(サイトークゾーン・フェリス) 

・Ehrlichia spp(エーリキア)

・猫コロナウイルス( F C o V ) 

・猫ヘモプラズマ 

・猫白血病ウイルス( F e L V )

・猫免疫不全ウイルス( F I V ) 

 

 

方法

 

・必要に応じて鎮静処置を行い少し寝かせます。

・採血部位を毛刈りします(主に首回りの毛を5×5cmほど毛刈りします)。

・献血のための採血をします。

・採血が終わりましたら、採血料に相当する皮下補液をおこないます。

 

 

皆さんのご支援は、以下のことに大切に使わせていただきます。

 

▼ご支援の使い道
 

・登録時に必要な各種検査費用

*身体検査、血液検査(スクリーニング、血液型)、感染症検査(PCR検査)等

 

・輸血の対応ができる可能性をあげられる輸血および入院治療に必要な医療機器の充実

*ICU(集中治療ケージ)
状態が悪い動物の治療において、酸素濃度、湿度、温度の管理ができる集中治療用のケージです。状態に合わせた集中的な治療が可能になります。輸血を必要とする動物をはじめ、その他にも重篤な疾患をかかえる動物の治療にも使用できます。

 

・献血にご協力いただいたわんちゃんへの粗品プレゼント
・献血ドナー引退時の粗品プレゼント

 

・輸血に関するノウハウの共有
輸血に関する知識・技術をスタッフ内で共有し、症例検討会なども実施いたします。また、スタッフだけではなくご登録いただいたご家族の方向けのセミナーを実施したり、ご家族さま同士の交流会を開催できればと思っています。

 

実際に獣医療従事者だけではなく、ご家族様の体験談からも少しでも多くの愛犬家・愛猫家さまに輸血に関する情報を広め、助け合いの輪を広げるチャンスになれたら嬉しいです。

 

 

 

 大切な家族であるわんちゃん、ねこちゃんとの未来のために

 

私たちは命を守ることを使命としています。ワンちゃんやネコちゃん、そしてご家族のため私たちができることは全てやっていきます。

 

輸血は命を守るための一つの手段であり、とても重要なものです。

 

ドナーを募り、検査を行い、採血後の経過観察、トラブル時の緊急対応など、体制や設備にどうしても大きなお金がかかります。ドナーの子達へのささやかなお礼であっても続けていくとなると大きなものとなっていきます。

 

一つの病院だけでは成しえなかったこれらの仕組みづくりのために、クラウドファンディングを活用させていただくこととなりました。

 

応援に加えて、お得にご利用いただけるリターンもご用意いたしました。本プロジェクトに少しでもご賛同いただけるようでしたら、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます

 

 

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プロフィール

2021年1月にオープン予定の横浜山手の動物病院です。 ワンちゃん向けの大型複合施設「WANCOTT」とパートナーシップ連携を予定しており、オープンと合わせて輸血プログラムを準備中です。

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リターン

3,000


お気持ち応援コース

お気持ち応援コース

輸血ドナープログラムへの応援コースです。
プログラム開始報告をメールにてお送りさせて頂きます。

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

5,000


わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃんのためのコースです。
プチお手入れ(爪切り)定期券(回数制限なし・1年間有効)

※1頭分の権利となります。頭数分お求めください。
※収益金の一部を輸血ドナープログラム構築に活用させていただきます。
※記載の相当額は爪切り・肛門腺絞り(500円)を毎月ご利用頂いた場合で計算しております。
※WANCOTT会員の方はさらに初診料(2,500円相当)無料でご案内いたします。初回ご来院の際にWANCOTT会員証をお持ちください。
※お手入れサービスを辞退することも可能です。その場合輸血ドナープログラム構築に全額充当(支援)させていただきます。

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

3,000


お気持ち応援コース

お気持ち応援コース

輸血ドナープログラムへの応援コースです。
プログラム開始報告をメールにてお送りさせて頂きます。

申込数
58
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

5,000


わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃん用 プチお手入れ(爪切り)通い放題コース(6,000円相当)

わんちゃんのためのコースです。
プチお手入れ(爪切り)定期券(回数制限なし・1年間有効)

※1頭分の権利となります。頭数分お求めください。
※収益金の一部を輸血ドナープログラム構築に活用させていただきます。
※記載の相当額は爪切り・肛門腺絞り(500円)を毎月ご利用頂いた場合で計算しております。
※WANCOTT会員の方はさらに初診料(2,500円相当)無料でご案内いたします。初回ご来院の際にWANCOTT会員証をお持ちください。
※お手入れサービスを辞退することも可能です。その場合輸血ドナープログラム構築に全額充当(支援)させていただきます。

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 16

プロフィール

2021年1月にオープン予定の横浜山手の動物病院です。 ワンちゃん向けの大型複合施設「WANCOTT」とパートナーシップ連携を予定しており、オープンと合わせて輸血プログラムを準備中です。

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