【上天草豪雨】泥水で全浸水。62年続く実家の鮮魚店を再建したい!

【上天草豪雨】泥水で全浸水。62年続く実家の鮮魚店を再建したい!

支援総額

3,503,000

目標金額 1,000,000円

支援者
263人
募集終了日
2025年10月19日

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プロジェクト本文

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〈8/25 追記〉

この度、皆様のご支援のおかげで早くも第一目標の100万円を達成することができました。

心より厚く御礼申し上げます。

次はネクストゴールとして、最終目標の1200万円に向けて挑戦を続けて参ります。

引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて実施させていただく予定でございます。

皆様からの多くのご支援をいただけますと幸いです。

※第一目標と同様の使途で、ネクストゴールで集める資金は再建費に充てさせていただきます。詳細は本文内に記載しております。

 

 

 

 

熊本放送RKK(NEWSゲツキン)で紹介していただきました。

「大雨で店内浸水の鮮魚店 わずか2日で営業再開 '' 涙が出る思いだった。'' 」

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/2110828?display=1

※熊本放送RKK様より許諾を得て掲載しています。

 

【8/29追記】

NHK熊本放送局(クマロク!)で紹介していただきました。

「記録的大雨で浸水被害の上天草 片づけ作業が続く」

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20250828/5000026379.html

※NHK熊本放送局様より許諾を得て掲載しています。

 

 

 

熊本市から5つの橋を渡って辿り着く島、上天草市。

そんな小さな島の松島町で62年続く魚屋さんが私の実家です。

 

私の父が経営する浅畑(あさはた)鮮魚は、祖父の代から続き今年で62年目になります。

 

現在64歳の父は、18歳の頃から祖父に教わって魚を捌き、朝5時から仕入れに行く日々を現役で続けております。

私はそんなお父さんが捌く新鮮で美味しい魚を26年間食べて育ってきました。  

 

 

 

▲浅畑鮮魚の売りは、なんといっても鮮度の良さ。

店内には水槽を沢山設置しており、生け簀に入った魚をその場でさばいて提供します。

 

これまで私たちは、家族みんなで協力して、お客さんを楽しませるお店作りをしてきました。

しかし、そんな大切な場所は、数日前の大雨で多大なる被害を受け、たった数時間で変わり果ててしまいました。

 

8月11日。

現在県外に住むわたしは、三連休の最終日をのんびりと過ごし、局地的な大雨のニュースを観ながらも、なんとなく自分の家は大丈夫だろうと思ってました。

 

両親に、「雨大丈夫?」とLINEをしたのが朝11時。

母からの返答で送られてきた実家の魚屋の写真を見て、わたしはことの重大さに気付きました。

 

 

 

送られてきたのは、店内に置いてあるはずの椅子や商品棚がぷかぷかと浮かび、従業員の方が必死にその家具たちを抑えてる様子でした。

その時水かさは成人男性の胸の位置辺り。

 

お盆前ということでいつもより多く、100万円分の魚を仕入れたばかりでした。

その魚達が泳ぐ生簀や水槽は、泥水に埋もれて見えません。

 

一晩明けてようやく水が引いたと思えば、床も家具も泥だらけ。

水槽にも泥が溜まり、私が知ってるあの活気があった明るい店内とはまるで別の姿でした。

 

 

 

こんな景色は嘘だ、信じたくないと、どうしても現実を受け入れられませんでした。

 

ここからどうすれば良いんだろう。

お父さん、お母さんは大丈夫だろうか。

寒くないかな。怪我してないかな。無事かな。

これまでの人生、被災された方の姿をテレビでばかり観てきましたが、まさか自分が当事者になるとは思ってませんでした。

 

▲父と母。

 

父は一見寡黙ですが、いつもこの店のことを考えて、お店を訪れるお客さんが退屈しないような工夫を常に考えています。

人を笑わせるのが大好きで、お店に行くと、「これ良かど〜!」と新しい企画を見せてくれて、私はその時間が大好きでした。  

 

母は、浅畑鮮魚の名物おばちゃんです。

たまに魚屋へ手伝いに行くと、お客さんから「お母さんに喋りにきたとよ!」と言われることがありました。

驚くことに母は、朝から晩まで訪れてくださるお客さんの名前をすべて覚えているのです。  

親しみやすく、愛される理由が分かるなと娘ながらに思います。

 

父は常に「浅畑鮮魚を、ただ魚を買いに来る場所ではなく、楽しめる場所にしたい」と言っています。

これまでも、店内でマグロの解体ショーをやってみたり、魚にまつわるダジャレシールを作って販売したり、外にイルカの風船を下げたりして、常にワクワクする店を作ってきました。

私もそれを手伝うように、顔はめパネルなどを作成しました。  

 

▲左:父お手製のダジャレシール。中には栃木からわざわざ購入に来たお客さまも。父はすごく喜んでいた。

 右:水槽の前でお客さんに写真を撮ってもらうため、海の生き物の被り物をつけた父。

 

▲自作の顔はめパネルや看板。

 

「泳いでる魚を売る店」という浅畑鮮魚のキャッチコピーは、いわば水族館のように泳ぐ魚を見て楽しんでほしいという意味も込められています。

 

被災から2日目。

兄から、なんと、営業を再開したとの連絡が。

事情を聞くと、被災の翌日には親戚や近所の方と協力して店内の泥を出し、かろうじて無事だったポンプと生簀を使って、知人の漁港関係者にお店まで魚を運んでもらい、その魚を捌いて刺身の盛り合わせを作っていると言うのです。

 

父に話を聞くと、「元々今日も昨日も予約の注文でいっぱいだったとよ。孫が今日帰ってくるって人もおる。うちの片付けがまだ終わっとらんでも、うちの魚を待っとる人がおるとだけん、少しでも早く作らんばいかん。」と言っていました。

 

私は、62年続いてきた魚屋の意地を見た気がします。

これぞ、職人だと思いました。私は、父と母を誇りに思います。

 

自分の店のことより、お客さんに天草の新鮮で美味しい魚を味わってもらうのが第一。

こんな生き方をしている人の娘なんだ。

 

なんてかっこいいんだろう。

 

今、浅畑鮮魚は着々と、復帰へ進みつつあります。

 

たとえ冷蔵庫、冷凍庫が壊れても、父と叔父の魚を捌く腕があれば、このお店はやっていけるのです。

わたしは、そんな浅畑鮮魚を絶対に立て直してみせたいです。

 

 

 

■プロジェクトを行うのに必要な総額:1200万

※最低目標金額:100万円

 

集まったご支援は、以下の復旧費用に充てさせていただきます。

 

・冷蔵庫・冷凍庫など大型機器の再購入:7,450,000円

・浸水で全損した車両4台の買い替え:500,000円

・店舗修繕/内装復旧工事費:1,250,000円

・その他備品の再購入:700,000円

・魚、店内で販売する乾物や土産品の仕入れ: 1,600,000円

・廃棄物処理/清掃費用:500,000円

 

合計:12,000,000円

 

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。ご支援が1件でも集まった場合、優先順位によって以下のプロジェクトを段階的に実行します。

 

優先順位 1) プレハブ冷蔵庫・冷凍庫など大型機器の再購入費:7,450,000円。

支援金が予算に達していない場合、自己資金を充当してプレハブ冷凍庫、冷蔵庫の購入を実施します。

 

優先順位 2)配達、仕入れ用の車の購入費:500,000円。

支援金が予算に達していない場合、自己資金を充当して配達、仕入れ用の車の購入を実施します。

 

優先順位 3) 店舗修繕/内装復旧工事費:1,250,000円。

支援金が予算に達していない場合、自己資金を充当して店舗修繕/内装復旧を実施します。

 

優先順位 4)その他備品(刺身用トレーや配送用の発泡スチロール、刺身のネタケース、事務用品等)の購入費:700,000円

支援金が予算に達していない場合、自己資金を充当して不足している備品の購入を実施します。

 

優先順位5)魚、店内で販売する乾物や土産品の仕入れ(冷凍品含む): 1,600,000円。

支援金が予算に達していない場合、集まった額に応じて可能な範囲での仕入れを実施します。

 

優先順位 6) 廃棄物処理/清掃費用:500,000円。

支援金が予算に達していない場合、自己資金を充当して廃棄物処理/清掃を実施します。

 

目標金額を超えて集まった場合は別途活動報告などを通じて使途のご案内をいたします。刻々と変わる状況を鑑みて、ページ記載のプロジェクト内容が変更、遅延する場合もございますが、支援の返金は行われませんのでご理解の程お願いいたします。一方で、完全に中止となった場合には返金いたします。

 

■リターンに関して

支援金額に応じて各種リターンをご用意しております。詳細は各コースをご参照ください。

 

応援メッセージのご紹介(8/25追記)

 

 

 

被害総額は1200万ですが、まずは100万円を最低目標金額としてスタートさせていただきます。

初めての挑戦なので不安もありますが、浅畑鮮魚一同、再建を実現させたいので常に思考は前向きです。

 

一度全て流されてしまったお店ですが、それならば今度は、「みんなで作り上げる浅畑鮮魚」にしたいと思ってます。

今はまだ、ただ目の前のことをやるのに精一杯ですが、これからもっともっと良い店を作るために、ワクワクする計画をたくさん考えます。

よければ、皆さんの力をお借りしたいです。

 

応援コメントの欄に、「お店でこういうことをしてほしい、こういった物が売ってると良いな」などアイデアがあれば書いていただけると幸いです。

これからの浅畑鮮魚を、一緒に盛り上げていただけますでしょうか。

ご協力、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

▲左から私、兄、父、母。

 

〜最後に〜

今回被災して途方に暮れていた浅畑鮮魚を、一刻も早く復活させるために片付けやご支援をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。

毎日20人ほどの方がお店の援助に来てくださったと聞いております。

感謝してもしきれません。

 

私は人と人とのつながりを今回ですごく実感しました。

皆様へのご恩を絶対に忘れません。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
浅畑りほ (有限会社 浅畑鮮魚)
プロジェクト実施完了日:
2025年10月19日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

8月11日に熊本で起こった局地的な大雨による浸水被害を受けた有限会社浅畑鮮魚が、復旧するためのプロジェクトです。 集まったご支援は、以下の復旧費用に充てさせていただきます。 ・冷蔵庫・冷凍庫など大型機器の再購入:7,450,000円 ・浸水で全損した車両4台の買い替え:500,000円 ・店舗修繕/内装復旧工事費:1,250,000円 ・その他備品の再購入:700,000円 ・魚、店内で販売する乾物や土産品の仕入れ: 1,600,000円 ・廃棄物処理/清掃費用:500,000円 合計:12,000,000円

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金で補填いたします。

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リターン

3,000+システム利用料


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お礼のメッセージ【¥3,000】

メールにて、お礼のメッセージをお送りします。

申込数
131
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年11月

10,000+システム利用料


お父さんのダジャレステッカー×2枚セット

お父さんのダジャレステッカー×2枚セット

お父さんが考えた世界にひとつのダジャレステッカーです。2種類のデザインをランダムでお送りします(封筒にて郵送いたします)。

申込数
32
在庫数
268
発送完了予定月
2026年3月

3,000+システム利用料


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131
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お父さんのダジャレステッカー×2枚セット

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2026年3月
1 ~ 1/ 16

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