看取りの老犬シェルター開設へ向けての理由の一つ

2022年4月1日から2023年3月31日までの一年間、全国で引き取り数22392頭（飼い主引き取りが全体の12%、残り所有者不明が88%）

2434頭もの犬たちが、殺処分されました。

殺処分される設備は、「ドリームボックス」といわれるそうですが、決して名前のような穏やかな最期ではなく、炭酸ガスによって窒息死であり、もがき苦しんで亡くなっていった犬たちの爪痕がたくさん残っています。

以前は福岡県も殺処分数のワースト上位でしたが、行政、地元ボランティアさんの頑張りで今現在全国で12位となっています。

話は戻りますが、この命を絶たれた2434頭の仔たち、所謂、譲渡に回らない仔が占める割合も多いのかと想像します。

明らかに疾患があったり、高齢犬であったり、人馴れをしてない野犬であったり、と。

譲渡には厳しいけれど、という仔に手を差し伸べたい。

という想いと、何とか少しでも殺処分数を減らしたい

という想いが根底にあります。

私たちの活動は、ほんの微々たる活動ですが、例え僅かな時間しか残されてなくとも人間のエゴにより、寿命をまっとう出来ない犬たちを減らしたい。

クラウドファンディング最終日まで、残り二週間をきりました。
最後まで、みなさまの後押しをどうぞよろしくお願い致します。

　　　　　スタッフ　小野多美子