◆前回のファンディング支援馬のバジガクレオーネ号が１着に！！

 

バジガクレオーネ号　大井競馬　★１着★

（2019年8月11日／４R　4番人気）

 

昨年のプロジェクトでご支援いただき、皆さまのお力により、購入させて頂いた６頭のうちの１頭『バジガクレオーネ号』が、

8月11日の大井競馬４R（２歳未受賞）で、1着となりました。

 

 

バジガクレオーネとは…！？

マイネアラベスクの２０１７という名で、昨年の10月のオータムセールに上場されていた馬で、第１弾『セリで他に買い手がない1歳馬を購入し、学生たちを競走馬デビューへ』の支援者の皆様のお陰で、本校で１２０万円（税別）で購入することが出来た馬の１頭です。後に、学生により『バジガクレオーネ（冠名：バジガク＋レオーネ（ライオン。勇者、勇気のある馬にと願って）』と名付けられました。

 

血統を見ると…、あの有名なディープインパクトの孫にあたります。

 

↓それでは↓

昨年１０月以降、千葉県八街市にある東関東馬事専門学院に入厩してきた時から、競馬場に送り出すまでの過程をご紹介します。

 

 

 

★バジガクレオーネの放牧★

 

 

 

★バジガクレオーネの馴致調教のはじまり★

馬に鞍をつけることを馴らし…

そして、人がまたがる所までを『鞍付け・乗りつけ調教』いいます。

普通、数週間必要な馬もいますが、

バジガクレオーネは、たったの２日で完了することが出来ました。

 

その理由の一つに・・・

バジガクレオーネが入厩してから、この鞍付け・乗りつけ調教が始まる前に、

担当する学生たちが中心となり、

常日頃から、たくさんレオーネに触れ、コミュニケーションをとってくれていたからです。

 

※通常の牧場などの場合は、正直、そこまで１頭に時間をかけてあげられることが難しい反面、本校では学生たちが交代で常に、馬たちに触れる機会が多いことから、人と馬、馬と人とのコミュニケーションが多いといえるのも大きな理由です。

 

そして、いよいよ…

大井競馬場に出向く日がやってきました！

バジガクレオーネ出発！！！！！

５０分後・・・大井競馬場に到着しました！

 

大井競馬場では、より早く走るために毎日、調教師さんの指示にもと、乗り役さんがしっかり調教してくれます。筋肉もしっかり付き、デビューに向けて体力と精神力をつけていきます。

 

 

★いよいよ、バジガクレオーネのデビュー物語★

 

6月7日　バジガクレオーネ競走馬デビュー

記念すべき、バジガクレオーネの初出走は、馴致に携わった生徒を含め、沢山の生徒達と共に応援に駆け付けました。

パドックを歩くバジガクレオーネ号

同レースには、バジガクサラベル号・バジガクミラージュ号・バジガクモミジ号が出走。共に、競走馬デビューです。

レース時刻になり、ゲートを出発したバジガクシリーズたち。

ゲートから出る瞬間、ちゃんとゲートから出られるか、見守っていた生徒達に緊張感が走りましたが、バジガクレオーネ含め、4頭とも無事ゲートから出ることが出来ました。

 

生徒達は、我が子同然の可愛い担当馬たちの頑張りに、最後まで目が離せませんでした。

そして、初レースは4頭とも無事完走。

 

バジガクレオーネ号　７着

同レースを共に走ったバジガクシリーズの結果は、

バジガクサラベル号　６着

バジガクミラージュ号　10着

バジガクモミジ号　11着

 

着に入ることは叶いませんでしたが、初レースを無事完走できたことにみんなで喜びました。

 

6月27日　バジガクレオーネ　2戦目

バジガクレオーネ2戦目も、生徒と共に応援に駆け付けました。

大井競馬場　３R

バジガクレオーネ号・バジガクモミジ号・バジガクサラベル号・バジガクミラージュ号

同レースにて、2歳馬4頭立てです。

 

レース結果は、

バジガクレオーネ号　7着  

一緒に出走した他のバジガク2歳馬の結果は、

 

バジガクサラベル号　6着

バジガクミラージュ号　11着

バジガクモミジ号　12着 

 

2戦目となった2歳馬たち。 2戦目も惜しくも掲示板は逃してしまいましたが、無事に最後まで走った2歳馬に、生徒から暖かい拍手が送られました。

 

7月30日　バジガクレオーネ3戦目 

3戦目も生徒と共に応援のため競馬場へ駆け付けました。

同レースにて、バジガクミラージュも共に出走。

みんなで、レースの行く末を見守りました。

バジガクレオーネ号　7着

同レース出走バジガクミラージュは6着でした。

バジガクレオーネは、3レース連続の7着となりました。

 

 

そして、４走目に挑む、バジガクレオーネ

２０１９年８月１１日（日）

大井競馬４Ｒ，４枠４番、４番人気で、挑みました。

 

 

日曜日という事もあり、

大井競馬場は、多くの人たちが詰めかけていました。

（座るところがない感じで…）

 

 

多くの方から声援を送ってくれる中、

３．４倍の１番人気を、１４．９倍のバジガクレオーネが抜け出して、

大歓声の中、１着でゴールしました。

 

 

 

 

バジガクレオーネは、昨年の１０月のオータムセールで、

他に声がかからず、本校が『１２０万円』で手にした唯一の『男の子』です！

 

この馬に、巡り合わせて頂いたのも、

昨年のクラウドファンディングにご協力とご支援いただいた一人ひとりの皆様のお陰です。

 

そして、それは、バジガクレオーネのみならず、

●バジガクモミジ　●バジガクミラージュ　●バジガクサラベル　●バジガクチュラ　●バジガクレオーネ　●バジガクハート　全ての馬に言えることでもあります…！！！！

 

セリで高額で取引された馬たちは、話題になりますし、馬からしてもステータスに感じることでしょう。しかし、低価格で取引された馬たちでも、常日頃からたくさんの学生たちが愛情を注ぎ、愛情に包まれ、競馬場でデビューし多くの人たちから応援される存在…というのも、馬たちにとっては、幸せなもう一つのステータスであると感じます。

 

共に、１頭１頭、いろんな物語とドラマが誕生し、

その主役に、皆さまからご支援して頂き購入することが出来た馬たちが登場する！こんな素晴らしいことはありません。

 

単純に『かわいそうだから…』だけで、救うという観点ではなく、

セリで評価されない『馬たち』を購入させてもらい、まだまだプロと言えない『学生たち』と一緒に、デビューへの道・勝利への道へとつながっていく事に、馬の学校としてのやりがいを感じます。

 

まだまだ、この馬たちの物語は始まったところです！！

これから、たくさんの思いを皆さまと共有し、挑戦していきたいと思います。引き続き、馬事学院（バジガク）をよろしくお願いいたします。

 

 

 

クラウドファンディング支援馬の出走情報・結果は

こちらの専用サイトで公開しています。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

株式会社　馬事学院　野口