花の種が変わる時は、職人技の見せ所！

こんにちは！

おかげさまで、現在20人もの方から、ご支援をいただいております。

本当にありがとうございます！目標達成に向けて更に頑張ってまいります！

 

今日は花のタネ入り封筒作業について、お話させていただきます。

花のタネは、ずーと同じタネを使っている訳ではなく、3ヶ月毎に違う花のタネに切り替えています。

実は今週の月曜日に、今年最後の切り替えがありました。

新しいタネに変わっても、作業に影響はないのでは？？と思われるかもしれませんが、これがそうではありません。

この切り替え時期はメンバーにとって緊張の時でもあり、職人技の見せ所でもあるのです。

 

花のタネを封筒に入れる時には、竹さじを使って1袋ずつタネを入れます。

手作りのため、さじの面積や深さなど、1本ずつ異なります。

そのため、メンバー各自が「マイさじ」を決めて使っています。

 

1袋に入れるタネには規定量を定めているので、メンバーはその量の感覚＝さじ加減を身体に覚えさせて、タネ入れをしています。

つまり、花のタネが変わるという事は、3ヶ月間積み上げてきた感覚を白紙にして、新しい感覚を身に付けるという、大変な工程を伴うのです。

 

1袋に入れる重さは、タネの種類によらず一定なのですが、タネの1粒当りの大きさや重さは千差万別の為、さじで掬った時の見た目の量は、全く違います。

そのためタネが変わる時は、作業の前に全員が計量して、一さじで掬う量の感覚を掴む事が大事な手順なんです。なかには２～3回計量するだけで、一さじあたり±10mg以内の誤差で安定させられる名人もいます。

 

種の切り替えは、いかに早く感覚を掴めるか？目と手の感覚を研ぎ澄ます、

まさに職人技の見せ所でもあるのです。

 

もちろん作業期間中でも、毎日のように計量して、その感覚にずれが無いかを自ら確認するのも、プロの職人としての意識が身に付いてきた証でもあります。