乳がん経験者様から共感メッセージをいただきました！

乳がん経験者として応援していきたいと思っています。

私も全摘のための入院前日は生まれて初めて自分の胸を撮影しました。撮影したからといって後で見返すわけではないのですが、やはりそれまで『あって当たり前』だった自分の分身のような一部がなくなってしまうことへの最後のお別れのつもりで撮影しました。当然ですが愛着があったし、女性として何か欠けてしまうのかなという不安もありました。今は再建手術の技術が進んでるとはいえ、やはり自分の胸がなくなるという事実は変わりません。

何枚も何枚も撮影している内に手術に向けて自分の気持ちが固まっていったことを覚えています。最後は笑顔のピース写真でした。辛い現実が目の前にあっても、写真を撮るということは人を笑顔にしてくれると思っています。

友人が目指す『生きるための決意の一枚』をプロのカメラマンに撮影してもらうこの事業は、そんな『乳がん』という逃れられない現実を受け止め、前向きに進むための心を整理したり、笑顔を取り戻す時間でもあると思います。