キャッチコピー 「生きるための決意の一枚」のストーリー

今回は、
『「言葉にできる」は武器になる。』著者の梅田さんに
キャッチコピー
「生きるための決意の一枚」
をご考案いただいた時のストーリーをほんの少しだけ紹介します。
 

ある金曜の夜。ライフネット生命創業メンバーの吉沢さんを囲んで集まった７名に、このプロジェクトについて、もつ鍋をいただきながら伝えました。その最中にも、吉沢さんの現在の同僚である梅田さんにお話が伝わり、
その三日後には、梅田さんを直接訪問させていただいていておりました。

このプロジェクトについて、冷静に、でも心の中は情熱が溢れ、思いの丈を一通り話させていただきました。全て頭の中にその想いがぎっしり詰まっているので、パワポは使わず、すべて自分の言葉だけでした（かなり無謀だったのかもしれませんが）

その後に梅田さんから、様々なありがたいご提案をいただきましたが、今回はこのメインキャッチコピー「生きるための決意の一枚」の誕生についてのみのエピソードを紹介いたします。


梅田さん　（このサービスの一連の流れをホワイトボートに図式化しつつ、ヒアリングと撮影の間の空欄に向かって）『ここに何かが入る気がする。。』と。


私『はい。。』（なんだろう。。梅田さんの思考回路はどうなっているのだろう？なぜそこに空欄つくったの？とわたしは思いつつ）

　しばらく団欒中。。。

梅田さん『手術をやっぱりやめる！とおもったら、撮影をやめる人もいるのかな？』

私『はい、そうなるでしょうね。。』

梅田さん
（決意＝撮影。とホワイトボートにゆっくり青ペンで書きながら。その空いたスペースに『決意』と赤ペンで書き込まれ、）『決意？ここに決意がここに入る』


私　『あーそうですね。確かに、実際に手術前に、彼にお願いしてスマホで撮影したお若い乳がん患者の知り合いは、その時の心情として、決意を固めた！と先週にそうききました！！そうそうそうです！」

梅田さん
（ホワイトボートの一番上の方に書き書き。。）

「生きるための「決意」の一枚」

私『なるほどーーーー！！それは、確かに本当にそうです！！』

外出から戻られた吉澤さんと、訪問されたお客様を交えて、キャッチコピーとサブタイトルが固まっていきました。

このような図から、キャッチコピーを引き出すという術を、今回学びました。

頭が硬いわたしには、システム図に感情がどーんと中心に入ってくること自体が初めてでした。どれだけ事務的なことや学術にどっぷり浸かっていたのかと。

人間にとって感情は重要な行動指標なのに。だからこの事業を始めるのに。私には、決意という感情が、頭の中で言葉に出せていなかったのです。

勇気とか、前向きとか、ありきたりな言葉しか表現できていなかったのです。
確かに、乳がんフレンドは、決意だと１週間前ぐらい前に話していたのに。

気持ちを言葉にできる、梅田さんは、優しさが溢れたすばらしい方です。

そして、本当に乳がん患者の気持ちを言葉にしていただけまして、それだけではなくて、素晴らしいご提案をたくさんしていただき、わたしは、その日、感激と感謝の連続でした。

世の中には、ものすごい力をもつ人っているもんだなぁ。。と、ただただ唖然でした。そして、感謝の気持ちが後からジワジワとこみ上げました。この日のとっても純粋な梅田さんへの感謝の気持ちは、このプロジェクトの想いとも重なり、
原点としていつまでも大事にしたいです。ありがとうございます。

そしてそして、梅田さんにつないでいただいた、いつもすばらしい吉沢さん。ライフネット生命時代から、ずっーと感謝です！