Camp for Peaceの農業訓練生謹製、スーパー・ガリ

こんばんは、Camp for Peaceの農業プロジェクトの支援を計画しております、中塩です。

 

クラウドファンディング３日目。おかげさまで、早くも２０万７千円のご支援をいただき、目標額の約３４％を達成することができました。ご支援くださった皆様、本当にありがとうございます。

 

また、皆様からのあたたかいご声援や、SNSにおけるシェアも、大変励みになっております。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします！

 

さて、クラウドファンディングのページに掲載しております写真の多くは、過去の農業訓練の卒業生が、ゾルゾルという村で今年開いた農園の様子です。

目立つものがあります。コック帽です。とてもボリューミーな、コック帽です。

 

 

私は、毎日かぶっているうちにこの帽子をすっかり見慣れてしまったのですが、多くの方々から（主にその形状について）コメントをいただいております。

そういえば、私も、最初に見た時はある種の衝撃が走りました。

 

このコック帽、もちろん、ただコックの気分を味わうためにかぶっているわけではありません。

 

農業訓練生は、半年かけてキャッサバや米の栽培方法を学んだ後、みんなで農園を開きます。

といっても、キャッサバをそのまま売るだけではあまりお金にならないので、キャッサバの収穫高のうち一部は、リベリアで大人気のファストフード、「Super Gari（スーパー・ガリ）」に加工して販売します。

コック帽をかぶっているのは、このファストフードの生産のためです。

 

リベリアでは、ほとんどの人が１日２食か１食で暮らしています。そのため、腹持ちの良い食べ物が重宝されます。「スーパー・ガリ」は、そうした食べ物の中でも特に優れものであり、人々の生活に欠かせません。

 

キャッサバを「スーパー・ガリ」に加工するため、Camp for Peaceは、食品衛生や食品加工、パッケージの方法などについても、トレーニングを行います。

サライにおける農業訓練１期生となる予定の若者達も、非常に楽しみにしているトレーニングのひとつです。

 

ぜひともこのクラウドファンディングを成功させて、サライでの農業訓練を実現したいと思っています。

引き続き、どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします！