【緊急】養老牧場の移転の為のご支援をお願い致します
【緊急】養老牧場の移転の為のご支援をお願い致します

支援総額

9,215,000

目標金額 5,500,000円

支援者
782人
募集終了日
2025年4月29日

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2025年04月12日 12:12

牧場を立ち上げたきっかけ。

私は競馬はやりませんが

否定派でもありません。

 

馬に魅せられ乗馬クラブで住み込みで居候暮らしをしていた際に扱った馬がきっかけで

サラブレッドの事をもっと知りたくなり

来道して生産の仕事に携わるようになりました。
その中で、引退後の受け入れ先の確保もままならないまま
毎年何千頭もの仔馬が産まれてくる現実を

目の当たりにして悩み抜き現場を去りました。

 

居候時代 

生産牧場時代

コンサイナー時代(パート)

養老牧場での研修時代

 

たとえ一頭でも
受け入れる側にまわろうと思いました。

 

養老牧場を立ち上げたいと考えるようになってからは

競走馬達の最期を看取るのであれば

彼らの馬生の事をもっと知らなければならないと考え

極力現場で働きながら

様々な人達の考えに触れました。

 

当牧場では先ずは自分が携わった馬達をメインに引取りをしています。
それが一度でも馬を生業にした
私なりの責任の取り方です。
数年ではありますが

それでも百頭以上はいます。
お産でとりあげた馬達のレースを応援しましたが一勝を挙げる事の難しいこと。
競走馬一頭が勝負の世界で生きていく厳しさを

改めて感じました。

 

牧場を始めた当初は命への責任の重さに

眠れない夜を過ごした事もあります。

今でも緊張感は抜けず

目覚まし時計をセットしなくても

夜飼も朝飼も必ず自然に目覚めます。

 

馬達の様子が気になり

まとまった睡眠が取れない為

初めの頃は睡眠時間を削りながらの生活でしたが、途中で体調を崩しかけた為

現在は夕方の作業を終えて夜飼前に約4時間

夜飼後に約3時間と分け

極力眠るようにしています。

それが結果的に最も体力・気力の回復に繋がりました。

 

自分で引き取った馬達は自分の手で

世話しなければ意味がないと考えていた頃もあり

頭数が増える毎に体力・気力の限界を超えてきました。

 

開場当初

 

忙しくなり時間を確保する為

食事の回数を減らしたところ

低血糖で夕方の作業中に手足が震え

一歩も歩けなくなった事もありました。

正月に寝藁あげのパートの後

自分の牧場の作業中に

時間に追われていた為

氷の上で滑って転倒し利き手の手首を骨折。

手術・入院はせず日々の作業を継続した為に

今でも手首は曲がったままです。

1日でも作業をためると

その分翌日が大変になるので

ぎっくり腰になった時は

地面を這いながら放牧地のボロ拾いをした事もありました。

祖母が亡くなった8年前から

実家には帰省していません。

 

そんな中で会員の方々に

私1人の身体ではない事を諭され

自分が健康でなければ仲間達を守る事はできないと考えるようになってからは

次第に肩の力が抜け

人に頼る事ができるようになりました。

数年前からパートさんや会員の方々にも

作業をお手伝い頂いています。

支えて下さる皆さんの気遣いのおかげで

これまでコロナにもインフルエンザにも

罹患せず馬達のケアに専念できています。

 

生き物としての馬に魅せられているので

我が家には養老馬以外にも

様々な馬達がおります。

支援馬以外の仲間達

 

養老馬達は入厩するまでに

多くの経験を積んできている為

自分の立場をよくわきまえていると感じています。

人との関わりの中で生きてきているので

良くも悪くも印象がこびりついていて

そんな彼女達の心に触れる事は

実は容易ではありません。

その馬の個性を尊重しながら

時間をかけ丁寧に信頼関係を築いていきます。

それが養老牧場の醍醐味だと

私は考えています。

共に過ごした思い出があるから

辛い看取りを乗り越える事ができるのです。

 

馬達との関係性もそうですが

牧場自体も時間をかけ自分達の手で

少しづつ作り上げてきました。

 

数年かけDIYで作ったゲストハウス

 

目立たず騒がす人知れず

静かに仲間達と暮らしたいと

ずっと思っておりましたが

今回思いもよらない事態に陥り

クラウドファンディングを通して多くの方のご支援を賜り

恐縮しつつも

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

メイルとマリーを立て続けに看取ることになり

移転先で彼女達の為に

用意していた馬房を見た時に

喪失感に押し潰されそうになりました。

共に移転したかった。。

今でもふとした時に涙が出ます。

多くの思い出が残るこの場所を離れるのは

とても寂しいです。

 

この試される大地で

来道以来、様々な試練が訪れますが

傍にいつも馬達がいてくれるので頑張れます。

リターン

3,000+システム利用料


感謝のメール(簡易版)

感謝のメール(簡易版)

感謝のメールをお送り致します。

申込数
300
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

5,000+システム利用料


感謝のメール

感謝のメール

感謝のメールと
活動報告をお送り致します。

申込数
227
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

3,000+システム利用料


感謝のメール(簡易版)

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申込数
300
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

5,000+システム利用料


感謝のメール

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申込数
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2025年8月
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