CAREは、ウクライナのコミュニティの回復と強化を目的とした大規模プロジェクトを開始！

CAREはパートナーであるStabilization Support Services、Bezpechnyi Prostir、Holos Romniとともに、「ウクライナ中央及び東部における紛争の影響を受けた人々、コミュニティ、そしてシステムの回復力強化と保護 」プロジェクトを開始しました。

この取り組みはドイツ連邦経済協力開発省の支援を受けており、ザポリージャ、ハルキウ、ドニプロペトウシククのエリアを対象としています。

どのような取り組みが行われるか

■　戦争で被害を受けた410世帯の家屋の修繕。
■　包括的でジェンダーに配慮した重要なサービスへのアクセスを確保するため、16の公共施設を改修。
■　地域の水道事業の支援（修理、機器の調達、給水へのアクセスの改善など）。
■　支援拠点へ必要なリソースを備える。
■　ウクライナ国家緊急事態局（SES）を対象とした、ジェンダー配慮したプログラム運営に関する研修。
■　コミュニティに対し、コミュニティのニーズと強みを反映した復興計画を策定するための働きかけ。
■　保護と支援を必要とする人々に必要なものを提供するため、4つの拠点と2つのセンターを設立。

なぜこのプロジェクトが重要なのか

このプロジェクトは、単に物理的な復興にはとどまりません。コミュニティ自体が復興を主導できるようになることを目的としています。Stabilization Support Servicesの人道問題対応ディレクター、アンナ・ボリソヴァは次のように述べています。

「私たちは、コミュニティが自分たちの強みを認識し、成長の機会を見つけ、行動を始めることを支援しています。これは、助成金の管理、計画の作成と実施、そして最終的にはコミュニティ自らが課題を解決する方法を学ぶチャンスなのです。」

コミュニティが成長するための補助金

プロジェクトの一環として、復興、開発、地域生活の向上を目指す地域の取り組みを支援するため、25件の助成金が提供される予定です。
 私たちはパートナー団体、そしてコミュニティの方々と共に、再建するだけでなく、新たな取り組みを進めることができる、強くたくましいコミュニティを築いていきます！

2025年1月28日　CARE Ukraine Facebook より