飼い主が亡くなり放り出された猫ショウ

2024年春に保護したキジ猫のショウ。

10歳の女の子、そろそろおばあちゃんと呼ばれる歳。

飼い主が亡くなりましたが身寄りがなく、寒い冬に家の外に放り出されました。

近所の方が心配して里親探しをしましたが見つからずCATSWELCAREに依頼をしてきてくれました。

飼い猫がいきなり外に放り出されて生きていくことがどれだけ大変か・・・きっとつらい思いを沢山したと思います。

人にはとても馴れていて、さすが元飼い猫という感じでした。預かりさんのおうちでいきなりこたつに入ってくつろいだそうなので、飼い主さんと一緒に入ってたのかな？

保護当時はものすごいツンデレちゃんでツンの時には目の前を通っただけで叩かれました。背中を見せて通っても叩かれました。お膝に乗ってるのを下ろそうとしても叩かれました(笑)

現在ツンは消滅し、スタッフの顔におでこをごっつんするのが大好きな甘えん坊になりお客様人気の高いショウちゃんですが、猫があまり好きではないようでいつもスタッフの作業場で一匹で過ごしています。

子猫が賑やかに運動会を始めるとイライラが募るようで怒ることもあります。

とても穏やかな性格のショウが怒ったり、みんなと一緒に居たくないから狭い作業場で過ごしている姿を見ると「こういう子は1匹で過ごせる部屋を用意してやりたい」といつも思います。

ショウは新しい家族のもとで暮らせる日がくるその日待っています。