【東京の廃棄物埋立処分場でのレスキュー｜本日最終日】命をつなぎ、家族と生きる未来が、私たちのゴール。

ちよだニャンとなる会のクラウドファンディングにご支援いただきました皆様、いつもあたたかな応援を本当にありがとうございます。

 

本日は、ちよだニャンとなる会の香取と古川が立ち上げた新法人「一般社団法人東京都人と動物のきずな福祉協会」にて現在挑戦しているクラウドファンディングのお知らせです。

 

今回のクラウドファンディングでは、東京の廃棄物埋立処分場でのレスキュー費用（保護猫の医療費やシェルター運営費）を募らせていただいています。

 

この挑戦も、本日7/31(木) 23時で終了となります。

 

プロジェクトの活動報告では、日々の活動や刻々と変わる状況を皆さまにお届けしています。本日は、このプロジェクトがどんな未来につながっているのか、改めてご報告させてください。

 

▼現在挑戦中のクラウドファンディングはこちら

https://readyfor.jp/projects/metha-welfare2025

 

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3月から始まった保護活動で、私たちは廃棄物埋立処分場から33頭の猫を保護しました。
そのうち、すでに12頭が新しい家族のもとで幸せに暮らしています。

そして今日、ミロちゃんが家族のもとへ。
さらに今週中には、2頭の兄弟も譲渡予定です。

命をつなぎ、家庭で愛されながら生きていく──それこそが、私たちの目指しているゴールです。

▲3月2日保護時の仮名すいせんちゃん

 

 

▲現在のすいせんちゃん（今はひなたちゃん）

 

 

一方で、命と向き合う時間が限られており、譲渡という選択肢が現実的ではない子もいます。レオナールちゃんはその一頭です。

レオナールちゃんは、埋立地で私たちの姿を見つけると、ふらつく体で「助けて」と言わんばかりに走り寄ってきました。扁平上皮がんを発症し、CTを撮影したところ、

がんが耳から顎の骨まで浸潤していることが分かりました。
残念ながら、根治の見込みは極めて厳しくなりました。

けれど私たちは、レオナールちゃんがこれからも痛みなく、穏やかに暮らしていけるよう、緩和ケアに全力を尽くします。

▲術後服を着用。一緒に生きようね、レオナールちゃん。

 

 

▲助けて！と走り寄ってきた埋立処分場でのレオナールちゃん

 

そして──
7月29日、新たな事実が明らかになりました。
廃棄物埋立処分場の、これまで立ち入ることができなかった場所に、すでに耳先に異常のある白猫たち数頭の姿を確認したのです。
灼熱のなか生き延びてきたその姿に、レオナールちゃんと同じ扁平上皮がんの兆候が重なります。

今なら、まだがんが広がる前に治療を始めることができるかもしれない。
間に合う命が、ここにあります。

 

 

このプロジェクトは、助けて終わりではありません。
家族につなぎ、猫たちも、迎えてくださったご家庭も幸せになること。
そして、レオナールちゃんのように譲渡が難しい子は、私たちが家族の代わりとなって、最期までしっかりケアすること。
それが、私たちの覚悟であり、この活動の本質です。

どうか、最後まで見届けてください。

 

#埋立地の猫たち #クラファン最終日 #保護から未来へ #レオナール