感動を呼ぶＪR銚子駅の『駅ピアノ』

　５月１９日にＪR銚子駅に木目調のアップライト型のピアノを置かせていただきました。　４月に竣工した銚子駅の内装は、千葉県産の山武杉が使われていて、内装も天井が高くて明るい雰囲気です。まるで、コンサートホールのようです。その片隅に置いた『駅ピアノ』には毎日、ピアニストが弾きに来てくれます。地元の高校生や大学生、仕事帰りの人たち、小さなお子さんたち、年齢も性別も様々です。

　中には、「駅にピアノがあって弾けることで、元気になりました」「銚子にもう少し住み続けて見ようと思います」など、元気になった声を聞くこともで来ます。遠くから、わざわざ弾きに来てくれる人も、電車やバスの時間までのひと時にと、立ち寄ってピアノを中心に談笑している高校生の姿もあります。

　ピアノがあることで、ここにコミュニティが出来て来ました。
　私たちは、このピアノを通して、街に何か変化を起こしたくてピアノを設置しました。そして何かが始まろうとする予感を感じてくれている人も増えて来ました。このピアノのことがもっと話題になれば、もっと沢山の人達が訪れるようになって、駅から人が溢れ出して飲食をしたり、散策をしたりして楽しんでくれる日がくるかもしれないと、期待しています。　今年いっぱいは、こちらから話題を仕掛ける時です。そして楽しんで弾いいていただくための維持費やイベント費を集めて行きたいと考えています。