【家族になるまでの物語：3】～弱って保護した子猫が子猫を産む。産まれた子達は愛してくれる家族の元へ～

 

 

新年明けましておめでとうございます。去年は大変お世話になりました。

本年もこころ星をどうぞよろしくお願いいたします。

 

新年一発目の活動報告は、プチシリーズ化している「家族になるまでの物語」にしました。

 

こころ星を卒業していったつばめちゃんとすずめちゃん。

里親さん K様からの応援メッセージとともに、2匹が家族になるまでのエピソードをご紹介いたします。

 

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K様からのメッセージ

 

私がこころ星さんを知ったのはホームセンターで月1開催されてる譲渡会でした。

 

その頃、長年連れ添った１９歳のおばあちゃんニャンコを亡くしたばかりで家族とは、「もう看取りは辛いから、新しいニャンコを迎えるのは無理だね。」と話していた時期でした。

 

それから数ヶ月、ホームセンターに行く度に掲示されてるニャンコ達の写真を見ている内に「譲渡会に行ってみよう」となりました。

 

お迎えは無理でも、ニャンコと触れ合えるかな？と思い、ドキドキしながら足を運んでみると。美沙さん美緒さんが笑顔で「ゆっくり見て行って下さいね」と優しく迎えてくれたのを今でも覚えています。

 

それから毎月のように譲渡会に通ううちに、「保護猫のために自分が出来ることってなんだろう」と考える時間が増えました。

 

そして　こころ星さんの活動内容を知った自分は、「ただ猫が好き」というだけでは何も始まらないということを痛感しました。

 

今回、こころ星さんよりクラウドファンディングの話を聞き、自分が出来ることを考えました。

 

出来る範囲のご支援と、友人知人兄弟にこころ星さんの活動を知ってもらい、それを拡散してもらうこと。行きつけのお店にチラシを配ること。

 

シェルターにゃんこ達にずっとのお家ができるように、微力ではありますがこれからも応援して行きたいと思います。

 

こころ星さんより、お譲りしてもらったふたつの小さな命。

 

つばめ&すずめは生涯大切に育てていきたいと思ってます。

 

最後に美沙さん美緒さん。ボランティアの方々。

 

これからのご活躍プロジェクト達成を心より祈っております。

 

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心のこもったあたたかなメッセージをありがとうございます。

そして猫たちのためにとたくさん行動に移してくださっていること、本当に嬉しいです。

 

いつもお転婆な２匹の話を聞くのが楽しく、絶対大変なのに楽しんで対策をしてくださっているK様にたくさんの笑顔をもらっています！

シェルターの子達のことも気にかけてくださり、その優しさに励まされています。

 

つばめちゃん、すずめちゃん達はこころ星で産まれました。

きっかけは体調が悪そうにしていた女の子を保護したことでした。

 

 

病院で治療を受けていましたが、妊娠していることがわかりました。

 

この子の体に一番負担が少ない方法を獣医さんと相談し、現時点での不妊手術は負担が大きいとのことから、出産までに体調を整えて万全の状態で出産に臨むのがベストという判断に至りました。

 

その時、この子自身が生後８ヶ月前後の子猫であることがわかりました。

体調不良の中、子猫でも出産をしてしまうこと、外猫の過酷さをまざまざと見せられ胸が痛みました。

 

気持ちを切り替え幸せになるべく、お名前は「ひよりちゃん」と名付けました。

 

そうして、治療を平行しながらひよりちゃんは少しずつ体調を持ち直し、無事に産まれたのがつばめちゃん、すずめちゃん含む５匹の兄妹たちでした。

 

 

 

 

その後シェルターに移動し、面会に来てくださったK様が２匹にご縁を感じてくださり、晴れてK様のおうちの子となりました。

 

他の３兄妹たちもそれぞれお声がかかり、みんな家族に愛されて暮らしています。

 

ひよりちゃんは子育てという大役を終えて、シェルターで今度は自分が幸せになるためのご縁を待っています。

 

猫は生後半年にもなると妊娠することができます。そして、産まれた子のほとんどがお外で短い生涯を終えていきます。それが自然の摂理という人もいるけれど、繁殖をコントロールせねばどんどん不幸な命が増え続けることになりますし、猫は人と共に生きる伴侶動物で野生では生きていけません。

 

産まれた命が大切にされることが、当たり前の世の中であってほしいと強く願います。

 

そして産まれたからにはつばめちゃんやすずめちゃん、兄妹たちのように愛情たっぷりの家族の元で幸せな猫生を送ってほしい。

 

 

 

 

ひよりちゃんは今もシェルターでずっとのご縁を待っていますが、時々咳が出ることがあり、大事をとって譲渡会はお休みしています。

 

原因がわからず、もしかしたら生涯付き合っていかねばならないかもしれません。

 

それでも明るく自由に日々を過ごしています。譲渡会に出られない子でも、家族と暮らすチャンスを広げていくため、譲渡に特化した今回のプロジェクトの実現を目指しています。

 

2025年は譲渡に特化した拠点の「取得」および「稼働」を目標とし、本プロジェクトを最後まで走り抜きたいと思います。

 

皆さまの引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします。