美山の子どもたちからも支援が！

先週金曜、お台場に向かうスクールカーに一報が入った。
美山の子どもたち数名が、僕らが作ろうとしているサイクルステーションの建設費にと、自分たちの小遣いをかき集めて寄付をしに来るという。
彼らは、美山で生まれ育った子どもたち。
その彼らとの出会いは、彼らが小学校低学年の時から始まった美山でのウィーラースクールだった。
年間10回以上計画されたそれには、カリキュラムを中心とした技術練習から、パンクの修理や分解の講座、夏や秋のサイクリングや餅つきなど、自転車教室を若干逸脱した多彩な内容。
彼らは毎回参加してくれるようになり、そこでロードバイクをレンタルしその楽しさを体験、お父さんにおねだりしてロードレーサーを手に入れ、毎年夏のサイクルグリーンツアーにも参加するようになる。
自転車の楽しみはサイクリングだけでなく競技にも広がり、美山ロードでキッズクラスにも毎年出場してくれるようになった。
大らかで、わんぱくで、楽しい、美山が育んだ最高の子どもたちだ。
僕が作る美山のビジュアルの中には、彼らが多く登場する。
あれから丸5年。
その子たちがもう中学生と小学校高学年。
その彼らが、自分たちの大切な小遣いを集めて寄付しにくるというのだ。
その一報を聞いて、少し目頭があつくなった。
僕たちが作ろうとしている施設は、僕らのものじゃない。
みんなのものなんだって、
改めて思ったのだ。
折角持って来てくれたのに直接受け取れなくてごめんな。
君たちは、このサイクルステーションの出資者の一人として、名前を刻まれるんだよ。
ありがとう。
ブラッキーさんはほんまうれしいよ。
そして、あらためて、
絶対に恥ずかしいものは作れないと思った。
目標金額400万まであと70万程度。（達成率80％）
支援をご検討の方はなにとぞよろしくお願いします！