【残り5日】初めての「朔参り」で思うこと

おはようございます。三重に来て初めての「朔日参り」というものを経験しました。この習わしは、僕らが正月に初詣に行くことと同じように、月の初めも神様に感謝を伝えようというもの。伊勢神宮に限ったことではないかもしれませんが、伊勢神宮のお膝元、これは三重県ならではの習慣なのかもしれませんね。僕は、6月は来れませんでしたが、今日は早起きして来てみました。

 

『無事に取材が終わりますように』

 

 

三重県の旅は、これまでと同様に本当に素晴らしいものがたくさんちりばめられていて、ただこれまでと違うのはそれが三重県だったっていうことを意外にも世間に知られていないことでした。

 

この本の制作の旅が面白いのは、よく知られた観光地に行った際、そこから次へと今度は知らない目的地へとつながること。ぜひ掲載したいなと思う場所の半分はまさにそういうところ。つまり人づてなんです。日本全国同じように日本のらしさを残そうと思う同志を紹介してくれる。

 

人気のある（売れる）県だけを作ってる観光ガイドビジネスではなく、僕たちは誰に言われたことでもなく、けれど誰かがやらなくてはならないだろう、やればきっと日本が日本らしくいられるきっかけになるはずと信じて続けてきました。

 

大量印刷の時代から、受注印刷の時代に変わりつつある今、このちょっと大げさな先行予約は、あと10年間続けていくための「健全なものづくり」の仕組み作りでもあります。クラウドファンディングに向けられる多少なりの誤解は僕たちがいつか浄化できればいいなとも思っています。

 

 

伊勢神宮が参宮客からお賽銭等とう寄付金を蓄え、式年遷宮を20年に1度行うのと同じように、クラウドファンディングは実はいつの時代にもあったのかもしれません。

 

と、三重の取材で思うのでした。

 

どなた様もよろしくお願い致します！