
支援総額
目標金額 450,000円
- 支援者
- 52人
- 募集終了日
- 2022年10月24日

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- 総計
- 145人

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- 4,999,000円
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- 現在
- 415,000円
- 支援者
- 54人
- 残り
- 40日
プロジェクト本文
終了報告を読む
10月16日に、当初の目標である45万円に達しました。本当に、ありがとうございます。
ご支援いただいた方々には、特に御礼を申し上げます。これで、25年以来の宿題を終わらせることができます。そして、私にとっての次のステージに進むことができます。感謝の言葉しかございません。
その前に、このレディーフォーでのネクストステージをできれば達成して、さらに勢いをつけられれば最高です。
次の目標は、10万円を上乗せして、
550,000円でお願いいたします!
これまでの45万円は、主に屏風の制作費に充てられます。ですので、次はご支援いただいた皆様へのリターンのクオリティーアップや、鑑賞会の内容の充実化に充てたいと考えております。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。
皆様によりご満足いただける結果をご提供いたしたく、更なるお願いをすることになりますが、引き続き、何卒、よろしくお願い申し上げます!
▼自己紹介
こんにちは。デジタル復元師という変わった肩書の、小林泰三(こばやし たいぞう)と申します。コンピューターで主に日本美術の復元をしています。
日本美術は、紙や絹に岩絵の具で描くことが多く、絵具が落ちたり、色があせたりして、無色に近い状態になっています。それを私たちは「わびさび」と、そのまま受け止めて鑑賞しています。 しかし、もともとはキラキラした鮮烈な色彩で輝いていた作品が多く、その美しさを忘れています。なのでまず、その状態をコンピューターの画像処理で復元しています。もちろん、いろいろ研究したり、専門家の意見を取り入れることも重要です。
私の仕事の特徴は、それをデジタル画像のままにしておかないこと。画像をもともとあった形、例えば絵巻物、屏風、掛け軸などの形にもどして、「触って」鑑賞する活動もしています。これを「賞道(しょうどう)」といって、全国でワークショップ展開をしています。
著作には光文社新書「誤解だらけの日本美術」など。出演はNHK「歴史秘話 ヒストリア」「日曜美術館」など。最近ではMTB「京都知新」にも。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
じつは、このプロジェクトは2017年の初夏に始まっています。
「幻の屏風を復元!きらびやかな『醍醐の花見』を体感してほしい」
というプロジェクトを、同じこのレディーフォーで立ち上げ、おかげさまで成立となりました。
改めて、ありがとうございます!
このとき復元したのは、向かって右の屏風。
淀殿(豊臣秀吉の側室。醍醐の花見の主役)を中心に、音楽を楽しむ花見のパーティーが繰り広げられています。そのキラキラな風景に、鑑賞会に参加した支援者の方々の目も、キラキラでした。
( ”当時の色” を、 ”当時の環境” でたのしむ「賞道」。ろうそくの灯りで鑑賞しました)
※本件は、東京国立博物館とは全く関係なく、独自に進めているプロジェクトです。
▼プロジェクトの内容
このプロジェクトは、今度は
左側の屏風「左隻(させき)」を復元します。
左隻には、淀殿の息子・豊臣秀頼(とよとみ ひでより)が、踊りを楽しむパーティーが描かれています。
右隻には、大きな桜の木の下で「音楽」を楽しむ淀殿。
左隻には、春に霞む背景のもと「舞踊」を楽しむ秀頼。
(上の写真は、オリジナルの国宝「花下遊楽図屏風」。右隻の真ん中がなくなっている詳細は、第一回目のプロジェクトでご紹介しています)
つまり、
ふたつをそろって見ないと、やはり「醍醐の花見」は成立しないのです!
… といいながら、実は同じ内容のプロジェクト…
すでに立ち上げたことがあって……
不成立でした…
「ついに完結!”幻の復元国宝”の完全版をいっしょに楽しもう!」
この時の失敗の反省点として、
・第1回目より倍以上の額の目標を設定したこと
・あくまでも、制作の「補助」となる資金として募集すべきだったこと
が挙げられます。
次回するとしたら、
・第2回目で獲得できた金額以内で目標を設定
・第2回目実施中に制作してきた途中から制作を再開するため、制作時間も半分
・プリントアウトや表具費用など実費の確保を第一に、プロジェクト完了を優先
などの対策を掲げ、もう一度、成立しやすい形で再挑戦をしようとしたところ、もうひとつの大きな壁が立ちはだかりました。
それは…
新型コロナウイルスまん延
でした。
▼プロジェクトの展望・ビジョン
このコロナまん延は、「賞道」にとっては、致命的でした。
というのも、 ”当時の色” を、 ”当時の環境” でたのしむ「賞道」、なので、密はさけられないし、作品に”触る”ことも大切だからです。
現在、第7波がピークを迎えていますが、そのような中でも「コロナとともに暮らす」方法が模索され、実施されはじめています。
私も、そろそろ「賞道」再開のタイミングではないか、と思って決意しました。
つまりこのプロジェクトは、「再挑戦」でもありますが、
コロナからの復活の狼煙(のろし)
という意味もあります。
まだ時期尚早、という意見もあるかもしれません。
ただ、プロジェクト成立してからも屏風制作は続きますし、鑑賞会ができるのは、来年の桜の季節・3月ごろだろうと思います。
きっと、そのころはもっと「コロナとともに暮らす」スタイルが確立して、「賞道」の実施も可能だと、確信しています。
改めて、醍醐の花見を体験してみませんか?
鑑賞会は、いわば「令和の醍醐の花見」。
ご参加いただいた方には、「令和の醍醐の花見」ご参加の証に屏風の裏にご署名いただき、後日、そちらを撮影した”筆跡”画像を「参加証明書」に掲載して記念品として進呈いたします。
(下の画像はイメージです)
プロジェクトへの支援を、お願い申し上げます!!
最後になりましたが、大災害や再びコロナウイルスまん延など、どうしても、人が集う鑑賞会の開催が危ぶまれることもあるかと存じます。
その場合は、オンライン鑑賞会を開催に一本化し、特別講演も加えた”スペシャルバージョン”でお届けいたします。
(応援していただいた支援金は、大切に使わせていただき、ご返金は致しません。あらかじめご了承ください)
- プロジェクト実行責任者:
- 小林 泰三
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
資金はおおよそ350,000円が入る予定。 プリントアウト……100,000円 (2023年1月) 表具代……100,000円 (2023年2月) リターン作成費……150,000円 (2023年2月)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 画像処理代は小林泰三の法人・小林美術科学の負担なので、作業は進行可能です。不成立となった前回のプロジェクト中に、今回の屏風の制作を半分くらいすでに進めておりました。 最初の目標を達した後の、ネクストステージからイベント開催費用、画像処理費用となります。会場費、屏風運搬費はなるべくネクストステージで確保したいですが、この件も、小林美術科学の経費で負担できる範囲なので、内省化が可能です。
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プロフィール
デジタル復元師。主に日本美術をコンピューター上で復元し、もともとの鮮烈な色彩に戻す作業をしています。さらに、それを絵巻物、屏風、襖絵、掛け軸などに表具し、当時と同じように「触りながら鑑賞」する活動をしています。その活動を「賞道(しょうどう)」と名付けて、全国でワークショップを展開中。
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リターン
3,000円+システム利用料

「サンクスメール」と「オンライン鑑賞会」
●感謝のメールをお送りいたします。
●東京、大阪にて開催を予定しているリアル鑑賞会に「オンライン」にて参加いただける権利
※オンライン鑑賞会には、zoomのIDとパスワードをお知らせする形でのご案内予定。
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
5,000円+システム利用料

「サンクスメール」と「オリジナルトートバッグ」
●感謝メールをお送りいたします。
●このプロジェクトのために制作する、オリジナルトートバッグ
※画像はイメージです。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
3,000円+システム利用料

「サンクスメール」と「オンライン鑑賞会」
●感謝のメールをお送りいたします。
●東京、大阪にて開催を予定しているリアル鑑賞会に「オンライン」にて参加いただける権利
※オンライン鑑賞会には、zoomのIDとパスワードをお知らせする形でのご案内予定。
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
5,000円+システム利用料

「サンクスメール」と「オリジナルトートバッグ」
●感謝メールをお送りいたします。
●このプロジェクトのために制作する、オリジナルトートバッグ
※画像はイメージです。
- 申込数
- 15
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
プロフィール
デジタル復元師。主に日本美術をコンピューター上で復元し、もともとの鮮烈な色彩に戻す作業をしています。さらに、それを絵巻物、屏風、襖絵、掛け軸などに表具し、当時と同じように「触りながら鑑賞」する活動をしています。その活動を「賞道(しょうどう)」と名付けて、全国でワークショップを展開中。











