タップダンサー村田正樹さん、「ライトな兄弟」へのメッセージ

藤田善宏さんと並び、「ライトな兄弟」を紹介する上で、欠かせない人物がもう一人います。タップダンサーの村田正樹さんです。

ダンスカンパニー「コンドルズ」のメインダンサーである藤田さんが、異分野の表現者とのコラボを具現化するための可変プロデュースユニットとして主宰するのが「CAT-A-TAC」。多様なコラボの中でも、村田さんと組んだ「ニヴァンテ」は、独特の雰囲気を持つ２人の掛け合いにより、子どもの空想世界を体現したかのようなふんわりとした世界感を生み出してきました。

村田さん自身もジャンルを超えたさまざまなアーティストと組んだ舞台を作り上げており、今年８月には５日間連続で、日替わりゲストを迎えての公演を開催。最終日のゲストが藤田さんでした。「ライトな兄弟」はまさに、ニヴァンテによる作・演出・振付の作品であり、コンテンポラリーダンスとタップダンス、さらにはドラムや演劇的要素との融合も、見どころの一つです。

村田さんからは、３月の福井公演に向け、「ライトな兄弟」の魅力、見どころを動画で語っていただきました。

ちなみに、村田さんは「Ｅテレに出てそう」と言われることが多いと自ら語るキャラが持ち味。一方の藤田さんも、「ライトな兄弟」の原点は子どものときにＮＨＫ教育テレビで見ていた「できるかな」にあると言います。

「Ｅテレ感」は２人の隠れた共通キーワードかもしれません。