デフバスケットボール元日本代表石川さんから応援を頂きました‼

デフバスケットボール元日本代表石川友正さんから熱い応援メッセージを頂きました。

石川さんはデフバスケットボールを広めるために精力的に活動されている素敵な方です。

2013年ブルガリアソフィアでのデフリンピックではJDFA野呂理事と共に参加されました。

「デフスポーツＤＲＥＡＭチャレンジ」としてデフスポーツの発展のために協働していけるよう事務局一同願っています。

石川さんの熱いメッセージをご覧ください‼

 

 

プロジェクトページをご覧になられた皆様、誠にありがとうございます。

 

デフバスケットボール選手の石川です。

 

東京五輪、パラは1年程度延期になりました。

 

東京都小池知事が『課題もクリアして、目標が明確になってきて安心しました』とのこと。

 

新型ウィルスの拡大がどんどん増えていく中で、真っ暗闇のトンネルに長くいるような気がしますが、ほんの少し光が見えてきたと思います。

 

デフバスケットボールは障がい者スポーツの一つですが、まだ世間の認識度が低いままです。

 

私は子供の頃からプロになり、更にバスケットボール日本代表になりたいと憧れを抱いて、ずっとプレーをやってきました。

 

大学でデフバスケットボールと初めて出会い、卒業後、東京で仲間とプレーの向上を磨いていき、デフバスケットボールの日本代表になりました。

 

今まで憧れを抱いた日本代表のイメージは崩れていました。それは認識度が低いためスポンサーがない状態でしたので、遠征費は必ず「自己負担」で支払っていました。自己負担ばっかり続いて自身の経済状況は苦しかったです。今となっては良い思い出です。

 

地元の秋田に戻り、東北でチームを立ち上げました。どうやって認識度を上げて、プロスポーツと同じようになるか様々な課題が山積みですが、それを解決するためにクリニックや講演を行なっています。

 

東北で子供たちが日本代表になって世界へ行って欲しいと願いを込めて、バスケットボールができる環境はどうするか悩んでいました。ちょうど2013ブルガリアソフィアデフリンピック日本代表時代に仲良くしていただいたデフサッカーの野呂さんから連絡が入り、色々と話していくうちに協力していただけることになりました。

 

デフサッカーがプロジェクト企画をやると聞いて、今まで助けていただいたご恩もあり、協力していきたいと思います。

 

デフサッカーもデフバスケットボールも子供たちに夢を与える立場です。代表選手の「自己負担」の影響で夢を与える権利を無くさないように、常に準備を心がけて活動しています。

 

今の子供たちにとって必要なのは、明確な目標です。そして、夢を持ち続けることです。

 

子供たちが将来日本代表になり、世界へ羽ばたいていけるように、皆様のお力をお借しください。

 

どうかよろしくお願いします。