ボランティアメッセージリレー #05

 

いつもたくさんの温かいご支援誠にありがとうございます。

 

私は大人になってから保護犬猫や繁殖犬猫についての目を覆いたくなるような現実を知り、その子たちを救うために無償の愛で動いて下さっている方たちがいることも知りました。

 

少しでも力になりたいと思い、『1頭の命を助けても世界は変わらないが、その1頭の世界は永遠に変わるだろう』という想いで活動しているアネラさんのお手伝いをさせていただいていております。

 

アネラさんにはさまざまな辛い過去を持つ子たちが保護されてきます。

 

みんな人間に酷いことをされて傷付いてきたはずなのに、スタッフさんやボランティアさんからのたっぷりの愛情と献身的なお世話にまた心を開いてくれるのです。

 

少しずつ表情が明るく豊かになっていき、甘えてくれるようになり、そしてずっとの家族のもとへ卒業していく姿を見ると胸も目頭も熱くなります。私にできることはほんの少しですが、その子の幸せへのお手伝いができたのならボランティアをやっていてよかったなと心の底から思います。

 

そしてボランティアをしている中で出逢ったのが、ポメラニアンのシナモン君です。

 

預かりボランティアで初めて我が家に来てくれた子で、当時はまだ生後8ヶ月、一般家庭放棄のため保護されました。分離不安症になっており、私の姿が見えなくなると泣き叫んで…。

 

そんな姿を見て、もう二度と家族に捨てられるなんて悲しい思いをさせたくない、ずっとずっと一緒だよって安心させてあげたいと思い、里親にならせていただきました。

 

シナモン君改めベア君と家族になって1年が経ちましたが、分離不安症はすっかり落ち着き、幸せいっぱいの日々を送っています。ベア君を救ってくださり、ご縁を繋げてくださったアネラさんには感謝してもしきれません。

 

今回のプロジェクトで新しいシェルター兼カフェが設立され、幸せを掴む保護犬猫が増えることを心より応援しています。

 

また、これを機に保護犬猫について知ってくれる人が増えることを願っています。

 

 

ボランティア　橋本萌