１月２１日の台湾島西部地震ＭＬ６．４（最大震度６弱）に関する予報結果、今後の見通しについて

　中規模地震（５．０≦マグニチュード＜７．０）に関して、１月５日より琉球諸島（同沖）での発生を予報し、１９日に石垣島北西沖でＭｊ５．０～Ｍｊ５．４が計４回、２１日に台湾島西部でＭＬ６．４（最大震度６弱・発生規模は予測よりやや大き目）、Ｍｂ５．１（最大震度４級）、ＭＬ５．２（最大震度４級）、２２日に台湾島南方沖でＭＬ５．４（最大震度２級）が群発し、予報検証されました。

　これらの群発地震は、琉球海溝南西端部で発生したプレート境界型地震であり、現在厳重に監視分析中ですが、新たな大地震（Ｍ７級以上）の前兆又は前震活動などではありません。

　なお今後、琉球諸島（同沖）でＭ５．５前後の余震又は誘発地震が発生する可能性があるため、引き続き注意が必要です。

　以上の解析結果を地震予報としてまとめ、１月２１日に「予知するアンテナ」、「まぐまぐメルマガ」向けの地震予測情報、１月２２日に「ブレイン地震予報」、「ゆれズバ」向けの定期地震予報を配信しました。