「生きるための教育」の前に、"いま"をきちんと知ることが大切

こんにちは。海外事業担当の鎌倉です。

 

皆様の心温まるご支援が毎日届いています。この挑戦も20日を切り、19日となりました。目標達成まで50万円ちょっと。最後までがんばります。

 

さてこのプロジェクトのタイトルは「明日を生きる力向上プロジェクト！カンボジア障害児とお母さんに教育を」となっています。

 

文字の読み書きや計算だけではなく、その能力を生かして「明日を生きる力」を蓄えてもらいたいと願い、この事業を行っています。

 

では、どのような力が必要なのか

 

その答えは会議室では出ません。

 

私たちはカンポット州ドントン郡のチルドレン・スタディ・クラブを設置する村を歩き、話を聞くことを大切にしています。

 

 

もちろん「生きるためにはどんな教育が必要ですか」とかは聞きません。

 

まずは日々の生活について教えてもらいます。

 

どんな野菜を育てているのか。どんな野菜がこの土地にはあっているのか。

 

どこに売っているのか。

 

 

家畜は飼っているのか。病気にはなっていないか。

 

 

最近の仕事はどうだ。出稼ぎに行った親族は元気か。帰ってくることはあるのか。

 

 

ごはんはきちんと食べられているか。

 

 

ちゃんと眠れているか。

 

眠れないのは体調のせいか。

 

それとも、何か悩みがあるのか。

 

 

そんな会話をしていると、いろいろな思いや悩んでいることが浮き彫りになっていきます。

 

 

今日も、車は通れない一本道を歩いて、お母さん、おばあちゃん方に会いに行きます。