Mangrove Times 12

「サルと私たちの交渉」

今回から、マングローブに生息する生き物について取りあげていきます！

第一回目は「さる」です。サルと私の生活は非常に密着しています。

このセンターはマングローブ林に接しているため、野生の生き物が近くをうろうろしていますが、2種類のサルの縄張りにこのセンターは入っています。

茶色で小柄なLong tailed macaqueと黒くておにぎりのような頭をもったSilver leaf monkeyです。彼らはほぼ毎日センターのテラスに20－30頭でやってきて、トタン屋根の上で運動会をします。いつか抜け落ちるでしょうね。

彼らはなぜここにくるのか。一つは人間がエサを持っていることを知っているからです。人間に近づくことはありませんが、私たちが、オフィスの上にお菓子の袋を置きっぱなしにして席を離れると、袋ごと取られてしまいます。これは、併設する自室でも同様で、屋根の隙間からサルはいつでも入ってこられるので食べ物は必ず見えないところに隠す！という鉄則があります。さらにセンターになっているマンゴーは私たちが食べる前に取られてしまいます。

このように私たちとサルたちの戦いは日々続いていますが、母ざるにだっこされている小さなベイビーはかわいくてしょうがないので今日もそっとみまもっています。

次回は「マングローブの珍メン」をお届けします！