大関はるかさんより応援メッセージをいただきました！

劇団衛星さん、30周年おめでとうございます。

小劇場はおろか、全く演劇を観る習慣のなかった私が、年に数回は劇場へ赴くようになり、最初は芝居を観るともぞもぞして普通に座っていることも難しかったのが、すごく自然体で鑑賞できるようになりました。劇団衛星のみなさんとの出会いのおかげです。

たしか2010年の阪大ワークショップデザイナーの講座で初めて蓮行さん、紙本さんにお会いし、その後、環境演劇のワークショップに少し疑問をお持ちだった劇団衛星さんに招かれて、akikanにお話に行ったのがみなさんとのホントの出会いだったと記憶しています。
当時、環境演劇で「汚い、くさい、ベタベタ〜」みたいな表現になりがちだったり、環境破壊が悪で正義の味方がそれを成敗するみたいな構造に違和感を持たれていた衛星のみなさんと、環境問題とその解決ばかりを考えている私たちが対話した時間は新鮮で、演劇と環境問題解決に共通する「想像力の大切さ」で膝を打ったのを覚えています。
私が働く有限会社ひのでやエコライフ研究所の事務所がakikanからすぐ近くで、その距離的ハードルの低さも手伝って、その後何度も小学校への環境演劇のワークショップにご一緒しました。
京北での環境演劇の合宿にも参加しました。毎回振り返りが楽しくて、ためになり、私の栄養になりました。
その場で起きるとってもキラキラした一瞬、子どもたちが何かすごく大切なことを手にした場面に遭遇して、環境演劇のワークショップの醍醐味をあじわいました。
劇団衛星が演劇をやるだけじゃなく、ワークショップをやるだけでもなく、KAIKA/akikanという拠点も持っていてくれたことで、私は本当にたくさんのお芝居に触れることができました。
ワークショップに参加したり、自分がすることもできました。
これまで多様な機会をありがとうございました。 そして、今回、Under30の若者への機会提供を目標にクラファンをされていること、とても衛星らしいなと思っています。
応援しています。
今後とも末永くどうぞよろしくお願いします♩

大関はるか
有限会社ひのでやエコライフ研究所