向　　素　　体　　Ⅲ

　電荷場の中心については今は話題にしない。

 

光子と電荷場の相互作用

　光子も外向き(＋)の電荷場も内向き（―）の電荷場も中心から離れるほどに密度が減衰する向素からなっている。
　これは幽霊のようなもので互いにぶつかり合うようなものではない。
　　　“水中のあちこちからやってきた音がここで衝突する。”

とは言わないように。
　これらは重なり合うと重なった結果としての向素の数の密度は単独でのそれぞれの向素の数の密度の和と異なる。それが互いの位置を近づけたり離したりする相互作用になる。
　幽霊であるけれどあたかもそこに”存在”があるかのように感じさせる。

 

光子と光子

　光子同士は平行に進行するときある条件では引き合い、別な条件では離れようとする。
　もし複数の同質の光子が発生すればその時点で引き合いを強める状態にあれば２つ以上が横並びとなる。これを”連光子”と呼んで注目している。
　これがあればたった一つの光子が２行路を通って終端で干渉現象を起こすことは起きて当然となる。

 

光子と電荷場

　また光子と電荷場にしても光子の特徴は光速一定なため速度の変化は起こらないが進路の変更あるいは光子の軸を湾曲にさせることは起き得る。
　これが光子と電荷場の相互作用であろう。

 

電荷場と電荷場

 

　電荷場同士については既に十分な知見を持っているのでいまさらであろう。
ところが意外にも電荷場の中心が運動する場合については相当無知である。