新型ゲームコントローラーを量産したい。

ガジェット作成を目的としたプロジェクトチームGears代表 上林 功と申します。

 

以前より仲間内の会話で新しくビジネスを起こすなら隙間産業だなと会話をしていました。

大手では利益が少ない。かといって小規模な会社だと技術力がなく商品化できない。

その辺りをターゲットにするべきだと笑っていました。

 

そんな笑い話からスタートしたプロジェクト「Gears」。

 

大企業では手を出さない、しかし少数の方々は喉から欲している、

そんなアイテムを作成する事を目標としています。

 

 

 

 

 

 

 

私はMMORPGプレイヤーでいくつかのゲームをプレイしてきました。

 

そんななか不満がありました。

 

 

コントローラーです。

 

 

ゲームパッドと呼ばれるものはアクションをするには良いのですが、

いざチャットと言ったときに置き場所に困ります。

 

最近ではゲームパッドではキーの数がたりず難解な操作を必要としたりキーボードでの操作が必要だったりします。

そのたび意識がキーボードに向かい操作が煩雑になります。

 

キーの数は左手デバイスとMMORPGマウスの組み合わせでも解決できますが、

マウス自体がおもかったりキー操作が難しかったりします。

左手デバイスはいいのに・・・

 

 

なら右手デバイスを作ればいいじゃないか！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●目的

・同じ思いをしている出来るだけ多くのプレイヤーに私達の製品を届けたい。  

 

・拡張性をもった新型ゲームコントローラーの開発と量産。

 

●進捗

・開発は完了。現在は動作検証中。

 

●特徴

・組み合わせ次第で左手デバイスや両手デバイス(造語)にもなる。

　(もちろん右手デバイスにもなるが、左手用MMORPGマウスが無いので今のところは保留。)

 

・必要なだけ(16台まで)キーボードやアナログスティックを増設でき、今後開発する予定のデバイスも接続することができる。

 

・フルーク・システムに接続されるデバイスは全てプログラマブルである。

 

・ボタン入力⇔アナログ入力の変換も可能であるため自由度が非常に高い。

 

・全てのボタン（アナログから変換したボタンは不可）に連射機能を付加することができる。

 

●既存操作デバイスとの比較

下記の表のとおり。

設置場所と価格を除けばほぼ既存のデバイスを凌駕していると思われる。

 

●今後の課題

・チャット

　現在チャット用キーボードを企画中。使い方次第で既存のキーボードが不要になるため省スペース化にもなりうる。

 

・ゲーム時の姿勢

　据え置き型のため改善は難しい。

 

・設置場所

　キーボードの左右各20㎝程必要。本製品の特性上改善は難しい。

 

・価格

　金型がないためボディの価格が下げられない状態。金型代は250万～300万を想定。

 

 

●両手デバイス

　プロジェクト発足時のスタイル。

　左右セットで1台のゲームコントローラー＋プログラマブルキーボードになる。

 

 

●アナログスティック

　2軸アナログスティックｘ１＋スティック押し込みボタンｘ１、
　これらもプログラマブルである。

 

 

●15ボタンプログラマブルキーボード

　腕を動かさず操作できる最大ボタン数5x3を搭載。

　全てプログラマブルであり、アナログ入力を割り当てる事も可能。

 

 

●メカニカルスイッチ

　KailhロープロファイルスイッチV1を搭載。

　スイッチの故障時に交換、使用者のフィーリングに合わせて軸の変更等が可能。

15ボタンキーボードはメカニカルスイッチを採用。交換可能であるためフィーリングに合わせてスイッチを選択できる。リターンは全て赤軸を採用

 

赤軸：スムーズ

茶軸：クリック

白軸：カチカチ

 

スイッチを交換したい場合はご連絡いただくかネットショップでの購入が可能です。

 

●設置方法

　キーボードの左右、各10cmほど離してキーボード及びアナログスティック、ハンドレストを設置。この際、厚手の両面テープで机面にはりつける。    

 

 

 

 

●以下は試作品の紹介。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●開発はほぼ完了しており資金があればボディの金型を作成し量産できる状態。

 

●後発の追加デバイス等も開発が進んでおり量産向けの調整前で今回リリースするデバイスに注力するため作業停止中。

 

 

▼プロジェクト終了要項
製作物    
ゲームコントローラー

製作完了予定日    
2021年12月31日

製作個数    
両手デバイスセット 50セット