袴田巖さんとクラウドファンディング

袴田事件クラウドファンディングを応援いただきありがとうございます。

 

袴田巖さんを応援するクラウドファンディングですが、この事をご本人の袴田巖さんには、お知らせしてありません。なぜなら、現実の認識ができないからです。事件のことは、「なかった」と言われる巖さんに、おぞましい過去の記憶を迫ることは、してはいけないと思うからです。

 


あまりに過酷な現実が巖さんの精神に打撃を与え、精神の混迷・妄想の世界においでで理解ができないというよりも、あまりに馬鹿げた現実ゆえに、理解を拒否されていると言った方がいいかもしれません。

 

今、巖さんは「正義の闘い」をされています。巖さんによりますと、浜松は世界の中心、浜松の街を歩くことで「菌」（正義に反する悪のこととおもわれる）が出て来られないようにする「闘い」です。それにより世界が正しく生きられるように、みんなが平和に生きられる嘘のない社会を実現するというのです。ひとり巖さんご自身の問題ではなく、世界の正義、人々の平和な暮らしを願うという崇高な意識の下、浜松の街を毎日5時間も6時間も修行僧のように歩かれる袴田巖さんです。

 

 

巖さんが精神の混乱に陥る前、支援には「有難くて涙がでる」「私はこの暖かさを忘れない」「ご支援を心から感謝します」と述べられています。（『主よ　いつまでですか』新教出版社より）

 

生活に密着する私が撮った巖さんの8月スナップを、お礼にかえてご紹介いたします。

 

袴田さん支援クラブ代表　猪野待子（いの　まちこ）