終了まであと６日！ノラ猫の出産の厳しさ

 

 

 

 

 

 

２日前にご相談いただいた親子猫のお話しです。

裏庭で昨日、赤ちゃんが産まれたようで、どうしたら良いのかわからないとのお話しでした。送られてきた動画を見ると、母猫の傍に２匹の赤ちゃん、そこから離れたところに数匹の赤ちゃんたちがいました。いつもなら母猫に育児をお任せして１ヶ月ぐらいになったら保護をするのですが、母猫が育児放棄をしていたら死んでしまうと思い現地に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

現地に行くと母猫はちゃんと子育てをしていました。このまま見守ろうかとも考えたのですが、沢山の方が見に来ていたので、母猫が警戒して他の場所に移動するかもしれないと思い、先輩ボランティアさんのアドバイスもあり親子そろって保護をすることにしました。母猫がご飯にいった隙をみて赤ちゃんを先に保護しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母猫も１時間半後に保護できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜の８時

保護した親子猫をケージに移そうとした時に異変に気付きました。赤ちゃん４匹が胎盤とへその緒がからまり離すことが出来ないんです。足を見ると紫色に変色していてこのままでは危ないと感じました。急いで夜間の動物病院に行きましたが、胎盤やへその緒をはずすことは出来ましたが、２匹の後ろ足が紫色に変色し腫れあがっていて、「このままでは危険で、いますぐに切断しなくてはいけません。ですがここでは無理です」と言われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紹介していただいた夜間救急の動物病院へ車を走らせました。夜９時過ぎ。病院には沢山の患者さんがおられました。不安な気持ちで赤ちゃんと待つこと２時間、呼ばれて診察室へ。先生は切断をするのは簡単だが、まだ生後２日という事と、今へその緒をはずしたばかりでどうなるか分からないため、切断はせずに少し様子を見て、２日間経っても改善がない、食欲が落ちるようなら切断を考えましょうと言われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてのことで本当にパニックになってしまいました。もし保護をしていなかったら４匹の命は・・・と考えると保護をしてよかったと思います。いまはこの子たちの生命力を信じて出来ることをします。

 

 

動画はこちらです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Eu-ZknPT_Xc