悲しい現実

 

 

 

１本の電話を頂きました

「結婚するから猫が飼えない」

「保護して欲しい」

 

 

 

 

 

年齢を聞くと13歳の男の子2匹

 

 

 

 

愛護センターに電話をしたけれど

「殺処分もありえます」と言われ

「何が愛護だ！愛護センターとなのるな！」と

職員に言ったそうです

 

 

 

 

でも愛護センターのいう事にも一理あります

そもそも愛護センターにも頭数制限があるし

いつまでも保護することはできない

頭数の上限がくれば、病気の猫、攻撃的な猫

高齢で里親が決まりそうにない猫から順番に

殺処分されてしまう

 

 

 

 

そもそも飼育放棄をする方に問題があるわけで

怒るのもなんか違うような気がする

 

 

 

私「もしうちが断り、誰も引取りがなかったらどうするんですか？」

 

飼い主「野に捨てるしかないですよね」

 

私「それって私たちにとって脅しと一緒ですよ」

 

飼い主「聞かれたから答えたまでで」

 

 

 

人と猫どちらかを選択しなくてはいけない

人を選ぶ気持ちは仕方のない事なのかもしれないけれど

13年一緒に過ごしてきた年月はそんなに簡単に

ないものにされてしまうのでしょうか・・・・

 

 

 

 

それでも色々な方に電話や問合せをし

保護先を見つけようとしたのは

この飼い主の方にも罪悪感があるからでわないかと

なんとも思わない方なら相談もせず

外に遺棄していたと思います

 

 

 

 

相談者の方には施設に入る前に

ワクチン、ウイルス検査、ノミとりをして頂き

２匹の高齢猫はシェルターにやってきました

 

 

 

 

２匹の猫は甘えたで人馴れはしているようです。

体型も13歳とは思えないほどしっかりとしていて

飼い主の方からいっぱいの愛情をもらっていたと感じました。

 

 

 

 

飼い主の傍に寄り添い離れない２匹

２匹なりに何かを感じたのでしょうか？

飼い主が帰り残された２匹

住み慣れた環境と違う、

いつもと違うにおいの部屋で

不安になり鳴く２匹を見ていると

胸が苦しくなりました

 

 

 

 

しろくん　13歳

くろくん　13歳

 

 

 

 

 

 

 

「今日から私がママだからね」