わさおの口の中の腫瘍

皆さま、いつも応援ありがとうございます。

今日は白フサ猫ではなく、一緒に保護した“わさお”のお話をさせてください。

わさおは、どこかのんびりした性格で、顔が大きくてザ、外猫な雰囲気のある子です。

そんなわさおを見て「顔、大きいなぁ」と思っていたのですが、ふと気づくと左側だけが少し腫れているように感じました。

「何か腫れている？おかしい？」と心配になり、病院へ連れて行ったところ、口の中に腫瘍らしきものが見つかりました。

「悪性の可能性も考えられる」と言われ、先生からは「精密検査に出してみていいですか？」と聞かれました。

検査費用だけで10,000円、それに加えて今回の麻酔代や診察代もかかります。

正直、金銭的な不安はありますが、それ以上に「もし悪性だったら…？」という恐怖と不安が大きかったのですが、わさおが少しでも長く元気に生きられるように、検査をお願いすることにしました。

結果が出るのは約2週間後。その間はただ祈ることしかできません。

口の中の腫瘍は悪性の可能性が高いことが多いそうで、もし悪性だった場合、どんな治療をするのか、どこまでできるのか、考えれば考えるほど不安が募ります。

でも、どんな結果であっても、わさおの命と向き合い、できる限りのケアをしていくと決めています。

今、こうして活動を続けられているのは、皆さまのおかげです。

綺麗事をいうつもりはないのですが、達成することだけが目的ではなく、皆さまが「この猫たちを助けたい」と思いを寄せてくださること、その気持ちひとつひとつが私にとって何よりの支えになっていると感じている日々です。

私は一人では何もできません。
皆さまがいてくださるからこそ、こうして行動することができています。

どんなに頑張ろうと思っても、一人の力では限界があります。でも、皆さまの温かいお気持ちが、この小さな命たちにとってどれだけ大きな希望になっているか…それを、日々実感しています。

わさおがこれからどんな道を歩むことになるのか、まだ分かりません。
でも、どんな道であっても、彼が穏やかで、安心して過ごせるように支えていきます。
これからも見守っていただけたら、とても心強いです。

本当に、ありがとうございます。

「ぼく、わさお。
みんな、応援してくれてありがとう。
どうやら、ぼくは4歳ぐらいらしいよ！ 自分ではよくわからないけど、大人猫なんだって。
こう見えても実は引っ込み思案で、人がくるとちょっと隠れちゃうんだ。
病院でもドキドキしちゃったけど、先生が『ちょっと検査しようね』って優しくしてくれたよ。

ごはんもおいしいし、お昼寝も気持ちいいし、ぼくはのんびり過ごしてるよ。
みんなが応援してくれてるおかげで、安心して毎日を送れるんだって。
なんだか、すごくすごく嬉しい気持ち。

これからもがんばるね！
また報告するから待っててね！」

—— わさおより