被災地からの鳥

今回のプロジェクトに参加してくださっている方々、

本当にありがとうございます！

 

福島、そして東日本の子供達を応援するために、作った、ふたりの「空へ」という曲をレコーディングした時の話です。

東日本大震災が発生し、ニュースで、悲惨な現状が伝えられている時、被災地で、変わらず、鳥が鳴いていたのが、とても印象的に心に刻まれたのを、今でも、時々思い出します。

ボク達は、いつも、「福島の子供達を応援するライブ」を何度も、行い、その会場に向かう途中で、いつも、ある橋を渡ります。この川は、有名な阿武隈川という大きな川で、そこを通るたびに、川沿いに菜の花がたくさん咲くのだろうと想いながら通っていました。

それで、この曲の歌詞の中で、「雲の隙間から菜の花が美しく咲いている大きな川が見える　君の住む街　もうすぐ君の笑顔に会えるよ　いつでも飛んでいくからね」と歌っていて、それは、鳥になって、空から見た景色を想像したものです。「空へ」は、子供達に鳥のように自由に、自分の夢に向かって飛び立ってほしいという願いから作り、鳥が、この曲のひとつのイメージとして、使われています。

 

そして、この「空へ」を東京のスタジオでレコーディングしている時でした。

ボーカル録りをちょうど、すべて録り終わって、スタジオの窓を開けた瞬間、すぐ近くの木に鳥がとまっていて、「ピヨ、ピヨ！」と鳴き続けたのです。

まるで、「僕たちは、ここにいるよ！」と鳴いているように聞こえ、その瞬間に、「福島の子供達が鳥になって、見守ってくれていたんだ！」と感じました。そして、鳥の声を、この曲の最後のエンディングに入れる事にしました。

子供達と一緒に曲を完成した、気持ちになることができました。

人は一人では生きてゆけません。必ず、誰かを支え、誰かに支えられながら生きてゆくものです。この気持ちを忘れず、僕たちは今後も支援活動を続けてゆきます。

この曲のミュージックビデオには、その子供達も出演しています。

エンディングを、よーく耳を澄まして、聞いてみてくださいね。鳥の声が聞こえます。

ビデオはこちら

http://www.youtube.com/watch?v=o_8x39_jAQI

 

私達の活動は、テレビ朝日、フジテレビ、福島テレビ、福島放送、福島中央テレビ、テレビ神奈川、FMふくしま、茨城放送、福島民友新聞、福島民報新聞など、多くのメディアにも取り上げていただいております。メディアを通じて、全国の方々に、被災地の現状、「悲しみ」を伝えられるように、また被災者の方々が笑顔になっていただく活動をこれからも続けてゆきます。

私達の支援活動の詳細は「ふたり　ホームページ」の「ふたり支援活動状況」でご覧になれます。
http://www.futari2.com/futari_/prof.html#sien

皆さんにプロジェクトに参加していただき、「ふたり」の支援活動を応援して
いただく事により、皆さんにも、支援活動に参加していただくものです。
また、このプロジェクトは、２０１６年１２月２８日までに、
目標額に達しない場合は、このプロジェクトは不成立になってしまいます。
プロジェクトに対して、皆さんのご理解と、応援を、ぜひよろしくお願い致します！

「ふたり」ボーカル　石崎紀彦

avion records　　代表　NORIO

 

「ふたり」ホームページ

http://www.futari2.com/