【イベント報告】8/8 クラファンスタートイベント ご視聴いただきありがとうございました！

 

 

こんにちは！私たちの手でつくる未来世代法日本版チームです。

 

昨日８月８日のスタートイベントでは、４時間という長い時間にも関わらずたくさんの方々にご視聴いただき、どうもありがとうございました。今日はイベントのご報告をさせていただきます。

 

 

未来世代法ってどんなもの？

 

皆さんがいちばん知りたかったトピックではないでしょうか？

冒頭にたっぷり時間をとり、未来世代法の概要、世界での未来世代法、そして今回のクラウドファンディングのプロジェクトページを共有しながら、詳細を説明させていただきました。

 

プロジェクトページでも文章で説明していますが、話し言葉で聞くとまた違った受け取りかたがあります。ともすれば法律のことは難しくてハードルが高いかもしれませんが、わかりやすく説明させていただきました。今後も未来世代法についてお話する機会を準備していますので、ぜひ聞きにお立ち寄りいただけると嬉しいです！

 

 

大切な活動のひとつである「イメージワーク」をひとかじり

 

チームメンバー、りかりかさんによる「未来視点からみるワーク」。

未来に飛んだと仮定し、そこで出会った動物との関わりを通して、「未来の存在」が願っていることや、それが叶ったら・叶わなかったら状況はどうなるのかなどを想像していきました。今回はひとかじりのお試し体験ですが、実際のワークではイメージをみんなで絵に描いたり、実際に動物のジェスチャーをしてみます。イメージを深く掘っていき、どんな未来なら未来世代が幸せに生きることができるのかを体験します。

 

未来に思いを馳せることは、忙しい日常ではなかなか難しいことです。特別な時間としてイメージワークを取り入れることによって、未来世代法の理解も深まります。皆さんにも体験していただきたいワークです。

 

 

 

ほっと岡山　服部育代さんのお話で希望をいただく

お招きしたゲストは、一般社団法人ほっと岡山　代表理事　服部育代さん。

東日本大震災で広域避難してきた方々を、長年サポートされてきた方です。不安を抱えて来られた避難者に寄り添い現状を変え、安心して生活することができるように未来を作ってきた服部さんのご経験を共有いただき、未来世代法を実現するために様々なヒントをいただきました。

 

 

 

服部さんの活動もいつも順調だったわけではありません。心のもやもやで悩んだり、悔しかったり、それが行政のシステムだったり、個人ではどうにもならないということも。それでもこの１２年という時の流れの中で、大切な仲間との絆は続いていて、それが宝物なのだそうです。未来世代法制定も、たくさんの人たちの連帯が必要な活動です。「未来と聞くと先の責任だと思うけれど、今もすごく大事。未来世代法をどう役立てていく可能性があるのだろう」と服部さん。今を大切に、未来につなげている服部さんの言葉に、チームも共感です。

 

 

エンディングに明日香壽川先生が登場

東北大学の明日香先生は環境経済学の教授で、気候関連のイベントなど様々な場所でご講演されています。今回はカジュアルなイベントでしたので、難しそうなお話は控えめ。未来世代法が制定された未来に生まれるとしたら？の質問に「未来世代法なしで考えるとサッカー選手」など、ざっくばらんにトークが繰り広げられました。

 

 

 

 

明日香先生が未来世代法を知ったのはまだこの２〜３年のことで、日本にもこんな制度があるといいなと感じつつ、活動が盛り上がってきたのは最近。主宰のきらが活動をし始めてから推進されているとの言葉に、今後の活動にも身が引き締まる思いです。

 

 

 

「民主主義」という言葉がたくさん飛び出した

今回のイベントでは「民主主義」という言葉がたくさんでてきました。それぞれが考える民主主義を共有して、それでもなお疑問に残るのは「ひとりひとりの考えは違うのに、多数決が民主主義だと考える社会」の存在。どうしたら多様な考えが反映できる社会になるのだろう？これだけでもうひとつイベントが立ち上げられそうです。

 

 

これからもたくさんのイベントを準備しています。

気軽に参加していただけるものや、みんなで勉強していくスタイルの少し深めの内容のものもあります。一緒にお話しながら、学びながら、未来の命や幸福について考え、未来へ希望をつないでいってみませんか？

お待ちしています！