㈱ニットク様トイレカーの優位性

㈱ニットク様のトイレカー

今日は本プロジェクトにかかせないトイレカーを製造されている㈱ニットク様とお打ち合わせが

できましたので、㈱ニットク様のご紹介をさせて頂きます。

新潟県魚沼市に本社を構えられ、創業当時から建設機械の「総合デパート」として、建設機械・特殊自動車の販売・修理・リースから、建設資材の販売・修理・リース及びレンタル、スコップの販売まで、建設業で必要とされる全てのものを取り扱い地元建設業を支えて参りました。昨今は除雪車の販売・リースを中心に雪国にお住まいのお客様の生活がより良くなるよう、すべてのお客様のご要望にお応えできるよう努力しておられる会社様です。

ニットクのトイレカー - Restroom Vehicle (nittoc.com)

ニットクが製造・販売しているトイレカー「Restroom Vehicle」は軽トラックをベースに車両とトイレが一体化した自走式の仮設トイレです。建設現場などの屋外用トイレとしての利用はもちろん、防災用の仮設トイレとして準備しておくことで災害など必要なった際にすぐに運転して輸送・移動ができ、駐車スペースがあればどこにでも設置が可能です。

仮設トイレに必須となる水の補給と汚物処理は手間を省くために、簡単に処理できる構造を考えました。水源の場所からホースを繋いで給水でき、汚物タンクはバキュームカーのホースに接続。自己排出もできるため下水管に直結が可能で、汲み取り業者が来られない時は処理施設まで自走していくことができます。

ニットクのトイレカーの特徴は室内を広く設けているところ。着替えや休憩スペースとしての利用も想定し、自由度の高いレイアウトが可能となっています。使う方のニーズにあわせた提案ができるトイレカーが強みです。

外観はトイレを連想させるものではなく、一見してトイレとわかりません。施錠可能でプライバシーや犯罪から利用者を守る安全面についても考慮しています。

女性技術者の採用を機に

女性技術者が配属になり、快適な仮設トイレが必要になりました。明るく清潔感があり、洋式トイレのみなので、スペースが広く着替えもゆっくりできます。導入企業様からは「今まで現場で感じていたストレスが軽減された」とのお声をいただいています。

屋外イベントにて女性専用仮設トイレとして貸し出しを行いました。「屋外の仮設トイレでは男女共有で使用することに抵抗がありましたが、このトイレは清潔で気持ちよく使用できました」との嬉しいお言葉をいただきました。

建築や製造というと、男性技術者というイメージを持たれると思いますが、ニットク様では

設計開発部の責任者の方が女性である事もトイレカーに対する女性ならではの配慮がなされているように改めて感じました。そして自社のトイレカーが有料化されるなら、お金を頂く以上『清潔で綺麗、女性への配慮』は欠かせないという事をご提案頂きました。

災害地でなお、能力を発揮するニットクトイレカー

第二回活動報告でも取り上げさせて頂いた自治体様のトイレトレーラーですが、現在被災地にトイレ支援として出動されておられます。それでも現状はトイレの数が足りていないという報道を目にしました。トイレに行けないという環境は平常時には感じにくい部分ですが、いつ起きるか分からない震災等緊急時には大変由々しき問題となります。そんなピンチを救える自治体様のトイレトレーラーでさえも悪路への通行困難、斜面や凹凸の土地には設置できないという悪条件が重なってしまい、必要な場所に設置できないという事態が起きています。

そんな悪条件でも通行でき、悪条件の地面であっても設置可能なのが、ニットク様のトイレカーなのです。軽トラックと仮設トイレを改造している為、先ほどの悪条件であっても問題なくクリアしていけるのです。

トイレ有料化プロジェクト

今回能登半島大地震が起きる前から考察していた『女性専用トイレカー』プロジェクトでしたが、東日本大震災以来、定期的に各地で起きる大地震に対しての準備をどれだけ平常時に整えられるかを皆様と一緒に声を上げて行きたい思っています。

何度も申し上げますが、平常時のトイレ有料化は必ず災害緊急時を助けます。国や自治体様だけでなく多くの一般企業様にトイレカー所持を検討頂き、『日本は日本の企業が支える！強い日本企業を今こそ！』を掲げ本プロジェクト成功を一緒に応援して頂ける企業様を募集しております。