ほんわか似顔絵イラストで、患者さまとご家族を笑顔にしたい

１月１９日

リターンの一つに、「ほんわか似顔絵イラスト」があります。

この似顔絵には患者さまやご家族へ、自然な笑顔で過ごせますようにと願いがこめられているお品です。

今回はこの、「ほんわか似顔絵」を担当してくださっている、たちばなさんにお話しをうかがいました。

（晴れの日の装い）

まずは、たちばなさんのご紹介をいたしますね。

「たちばないさぎ」さんは漫画家さんです。
ご自身の飼っている猫ちゃんの漫画や、医療のドキュメンタリー漫画などを出版されています。

 

そして、短編映画「がん家族。」の桜の舟プロジェクトチームの一員、優しいお姉さん的存在です。

 

 

－－普段はどんなところで、似顔絵を描いていらっしゃいますか？

 

たちばなさん：私は漫画家以外にも、地域支援専門員として、病院で働いているんです。なので医師の往診について行き、ご家族や患者さんとお話をしながら、患者さんの似顔絵を描いたりしています。

 

 

－－似顔絵を描くときに、患者さんとどんなお話をされるんですか？

 

たちばなさん：そうですね、「お仕事はなにをされていたんですか」という内容がメインですね。罹患前の話を聞いて描くようにしているんです。

 

 

－－それはなぜですか？

 

たちばなさん：私が出会ったほとんどの患者さんは「元気になったらまた仕事がしたい」「こういう事をしたい」などを話してくれるんです。バリバリ働いていた頃の姿が本来の自分で、あの頃に戻りたいという気持ちを感じます。

 

そのイメージを私が膨らませて描いた絵をお見せすると、目の輝きや表情がとても明るくなるんですよ。

 

 

－－例えばどのようなお話になるんですか？

 

たちばなさん：印象深かったのは…ある患者さんが「以前は○○会社に努めていたんですよ」と、話してくださったことがありました。

 

たまたま私はその会社のことを知っていたのでお伝えすると、まるで豆電球くらいの明るさだった目が、白熱灯を点けたようにパアーっと明るくなって、表情が軽く柔らかくなったんです。

 

そこから、会社員時代の服装などをうかがって、眼鏡をかけたスーツ姿の絵にしてさしあげたところ、とても喜んでいただけました。

 

 

 

－－だから、たちばなさんの似顔絵は、お顔の表情が柔らかく見えるんですね。

 

たちばなさん：そうですね。みなさん、ニッコリとされてますよね。

 

 

－－たちばなさんと患者さんが話ている風景を見て、ご家族はどのように言われますか？

たちばなさん：「なんかお父さん嬉しそうね」とか笑いながらおっしゃってくださいます。患者さんの普段とは違う表情を見て喜んでくださいます。

 

 

 

 

 

－－お話をうかがっているだけで、和やかな雰囲気が目に浮かぶようです。ありがとうございました。

 

では、次にリターンの「ほんわか似顔絵イラスト」の説明をお願いします。

 

＜似顔絵イラストの流れ＞

 

簡単なプロフィールをメールで教えていただきます。

・お仕事や趣味

・お好きな色

　　　↓

イラスト希望者の正面のお写真を送っていただきます。
眼鏡をかけている人は、眼鏡ありと無い時の写真をお願いします。

（写真をメールに添付していただきます）
　　　↓

下書きを写真に撮りメールで送りますので、チェックをお願いします。

（大きな変更はご遠慮ください。）（チェックは１回です。）

ＯＫを頂きましたら、色を着けて仕上げに入ります。

　　　↓

木目の色紙額にお入れした「ほんわか似顔絵イラスト」をお送りいたします。

 

　

（下書き）

（下書き）

（仕上げ）（リターンではお一人の写真になります）

 

＜似顔絵イラストを見た方のご感想をいただきました＞

女性・Ⅰ様

写真とは違った素敵さがありますね。この似顔絵の女性の方も凛とされているのに、口もとかな、優しさが伝わってきます。このイラスト好きだなぁ。

 

 

＜ありがとうございます＞

似顔絵のモデルとしてご協力くださった皆様、ありがとうございました。

 

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短編映画「がん家族。」を製作したい！プロジェクトは、ネクストゴールに挑戦中です！！

ネクストゴールが達成できれば、映画に大切な「音」「編集」「構成」の質を上げることができます。
皆様の思いのこもった映画なので、ぜひ、良い作品にさせてください。
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。



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