渡邉泰彦先生より応援メッセージをいただきました！

こんにちは🌞
明治大学法学部の渡邉泰彦教授より応援メッセージが届きました！

渡邉教授は2025年3月に開催された日本GI学会のシンポジウムにてご講演をされていました。

シンポジウムでは、ドイツの法律からの視点で性別不合の方々の性別変更についてお話をされており、とても印象的でした。

渡邉教授からのメッセージを以下に記載いたします！

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性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律の立法前にドイツのトランスセクシュアル法に関する現地調査を行ってから、この法律に関して研究を進めてきました。現在では、性自認に基づく性別変更を認める法律の可能性を比較法研究から検討しています。
最高裁大法廷令和5年10月25日決定により、生殖腺除去手術を求める要件(3条1項4号)が違憲と判断されました。また、外国では、全ての要件を削除し、性自認に基づいた自己決定による性別変更を認める国が増えています。このような変化のなかで、法律の要件を充たすためではなく、当事者が必要な治療を必要な範囲で受けるという本来の姿になっていくことでしょう。
このプロジェクトが目指すジェンダー医療の向上は、当事者のよりよい理解の助けとなり、性自認に基づいて性別に関する自己決定を行うためのよりよい環境を提供できるものと期待しています。