【目標達成のお礼】　井戸建設とその後の展望

本日12月10日をもちまして目標額の45万円に達成しました。

現時点でご支援してくださった39名の方々、プロジェクトをSNS等でシェアしていただいた方々に心から感謝申し上げます。

皆様から頂いた多くの応援に応えられるよう、プロジェクトを必ず実現させます。

 

クラウドファンディングの期限まで残り5日間ございます。引き続きご賛同いただける方からのご支援をお待ちしています。

 

さて、新着情報では、今回のプロジェクトを踏まえた将来展望についてお伝えします。

まず、私たちのプロジェクトの大きな強みは継続性と将来性であると考えています

 

 

・井戸の管理運営（継続性の観点）

井戸の維持管理はコミュニティが主体的に取り組むことが理想です。しかし、今まで井戸を使ってこなかったコミュニティに、いきなり管理運営を任せることは難しいと考えています。そこで、コミュニティが主体となり井戸を運営できるように、私たちがサポートする予定です。

 

まず、コミュニティへの定期的な訪問により使用状況・不具合を確認します。これは、私たちが事業を行なっている農場が、井戸建設予定地から1キロの位置にあるからこそ可能です。

 

また、私たちが事業を始めた時点から、コミュニティの首長とは良好な関係を築いてきています。管理運営に関する維持費用については、コミュニティの首長と持続性のある方法を前提として話し合いを行う予定です。

 

 

・生活環境の改善（将来展望①）

すでにクラウドファンディングページの本文・以前の新着情報でお伝えしてきた通り、井戸の建設によって、住民の生活環境は劇的に変わることが期待されます。自分自身を含めて人々が不衛生な水を摂取することによって引き起こされる感染症の脅威から解放されるだけで、住民の生活は大きく変わるでしょう。

 

他にも、生活環境の変化としては、

(1)         水汲み時間短縮による住民の就業機会の提供　

(2)         学校に行く時間が確保されることによる子どもたちの教育機会の提供

などが考えられます。

 

詳細は本文中の「住民が水へのアクセスを得ることのインパクト」にも記載しています。併せてご覧ください。

 

 

・コミュニティが力をつけ、他の地域へ良い影響を与える。（将来展望②）

私たちは、社会・経済の両面からコミュニティを底上げすることを目指しています。

 

そして、1つのコミュニティから次のコミュニティへ、ひいてはガーナ国内に広げていきたいと考えています。これに取り組むのは、「地域活性化のモデルを広めること」が私たちの事業モットーであるからです。そのために以下の2点の実現にむけて取り組んでいく予定です。

 

まず、今回のプロジェクトの対象となるコミュニティの活性化事例をもとに、ガーナ国内の他の地域でも、経済・社会両面からコミュニティを底上げする取り組みを検討していきます。加えて、ガーナの他の地域の発展に参考になれるよう、ガーナ国内で、私たちの取り組みの発信等も行っていく予定です。

 

2つ目に、コミュニティ自らが周辺のコミュニティの底上げにかかわることが理想的であると考えています。私たちが生活環境を変えていくだけではなく、力をつけたコミュニティが、周囲のコミュニティに手を差し伸べたり、協力関係を築くことで、ガーナでの生活環境の変化も大きく前進します。必要ならば、そのような関係構築のサポートもしていく予定です。

 

井戸を建設して終わらせるのではなく、以上の取り組みを継続的に行うことで、着実にガーナ農村部の生活の質を着実に改善していきたいと考えています。