なぜ　このプロジェクトを起こそうと考えたのか？

なぜ　このプロジェクトを起こそうと考えたのか？

 

 

辰己選手がパラリンピックに出場してほしい。

それが根っこですが

 

「辰己選手のスゴさを世界中に見て欲しい」のです。

 

彼はこれまで

 

幾度となく　不可能であろう事を可能にしてきました。

 

彼がカヌーに乗っている姿を見て

 

多くの人は「うわあ　あの人スゴイ」と言うと思うのです。

 

まさか　下半身が麻痺していて、日常生活を車椅子で過ごしているなんて

 

とても想像できないと思います。

 

以前にＮＨＫドキュメントに出演されていますが

 

彼は「あきらめる」という事は言いません。

 

普段のディスカッションでもよく出てくる言葉

 

「だったら　こういう可能性もあるってこと？」

 

 

何か壁が出て来た時に　必ずこう言うのです。

 

壁が目の前にある時、辰己選手はその大きさを感じると共に

 

「どうすればその壁を越えれるのか」を想像するんです。

 

そして　それを行動し、結果を出すのです。

 

 

これは「成功哲学」の祖　ナポレオンヒルの成功哲学に精通しています。

 

ナポレオンヒルによれば

 

「失敗や逆境の中には、全てそれ相応か、それ以上の大きな利益の種子が含まれている」ようです。

 

辰己選手は脊髄損傷になった事自体は一見マイナスの事のように思えます。

 

 

しかし　それから様々な事にチャレンジする事で

 

カヌーに乗り　日本代表になった。世界にチャレンジするようになった。

 

チェアスノーボードにのり、ダークセンダービーで優勝した。

 

パタゴニアのアンバサダーになった。

 

小さな子供たちや　家族を持っている人達にアウトドアの素晴らしさを伝えた。

 

次第に　彼の生き方や　闘っている姿は　多くの人を魅了した。

 

 

私も　魅了された人間の１人です。

 

自分の持っている知識・技術が　誰かの　何かの役に立つ

 

こんなに幸せな事はないです。

 

 

そりゃあまあ

賞賛としてパラリンピックメダリストのサポートをした理学療法士！なんてお墨付きが着いたら、そりゃあウレシイです。最初は　そんな欲もあったかな　うん（素直に）

 

でも

 

私が今欲しいのは　辰己選手が　リオパラリンピックに出場して

 

第１回目となるパラカヌーで大活躍すること

 

その一助になれたらいいな

 

・・・その一心です。

 

世界中の人に　彼のスゴさを見て欲しい。

 

 

 

何か　強い力で　牽引されている。そのように日々感じているのです。

 

きっと　彼と進む先に　大きな何かがある

 

そういう確信が　私をここまで行動させた。そういう風に感じています。

 

 

ある人はこう言いました。

 

「もし　これが失敗したら　どうするつもり？」

 

私はこう言い返しました。

 

「辞めるまで失敗だと思わないから　だったら　できる方法を探すよ」

 

 

一歩も引く気はありません。

 

私達は　前に進みます。誰になんと言われようと