
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 21人
- 残り
- 40日
応援コメント
プロジェクト本文
Habilis Japan(ハビリスジャパン)は、手や足に特徴のある子どもたちを支え、
その未来を育むため活動をしています。
「音楽を楽しみたい」という純粋な想いに応える楽器
リコーダーは、日本の小学校で3年生から習う定番の楽器。
音楽の授業を通して、子どもたちは音を奏でる楽しさを学びます。
けれど、手に特徴のある子どもたちにとっては、演奏がしづらく、
「みんなと同じように吹いてみたい」
「音楽を楽しみたい」
―そんな純粋な願いを、あきらめてしまう子どもがいます。
その想いに応えるために生まれたのが、スライドリコーダー。
片手でも、1本の指でも、さらには足でも演奏ができるリコーダーです。
今、まさに必要とする子どもたちに支援を
私たちは、この楽器を「挑戦したい」と願う子どもたちに届けたいと考えています。
2年間にわたる開発を経て、ようやく製品化が見えてきました。
しかし、まだ課題もあります。
一般的なリコーダーに比べて気軽に購入できる価格とは言えず、改良の余地も残っています。
これからより手に取りやすい価格を目指してさらに改良を進めていきますが、
この春、学校で初めてみんなと演奏するチャンスを迎える子どもたちがいます。
「学校で友だちと一緒に吹きたい」
「思いっきり音楽を楽しみたい」
そんな声に応えるために、
私たちは購入費用をサポートするクラウドファンディングに挑戦します。
子どもたちが「できた!」という喜びとともに、
友だちと一緒に音を奏でることが当たり前の社会にできるように。
ご支援のほど、よろしくお願いします。
ハビリスジャパンでは、手足に特徴のある子どもたちが、小学校の授業で取り組むさまざまな活動に、よりスムーズに参加できるよう、運動用の道具などをこれまで数多く開発してきました。
その中で「音楽」は、私たちにとって経験の少ない、チャレンジングな領域でした。
しかし、「スライドリコーダー」との出会いが、すべてのはじまりとなりました。
佐賀県在住のエンジニア・大坪武廣さんが、長年の試行錯誤を経て開発したスライドリコーダーは、2021年に福祉機器コンテスト最優秀賞(機器開発部門)を受賞しました。
この受賞をきっかけに、ハビリスジャパンもスライドリコーダーと出会い、その魅力に強く惹かれるとともに、子どもたちにもたらす可能性の大きさを感じました。
そして同時に、1本ずつ手作りで製作されていたこの楽器を、より多くの子どもたちに届けたいという想いが芽生えました。
その実現を目指し、開発者・医療関係者・エンジニア・製造開発者・音楽関係者が一体となり、ハビリスジャパンでの製品化プロジェクトの検討がスタート。
2023年には三菱財団の助成が決定し、2年間のプロジェクトとして本格始動しました。
この間、スライドリコーダーの製品化に向けた改良、有用性の実証、そして普及支援活動を重ねてきました。
ハビリスジャパンで開催した発表会・体験会を通じて、多くの子どもたちに実際にスライドリコーダーを使ってもらい、フィードバックをもらいながら活動を進めています。
その中で、「今すぐ使いたい!」という期待の声が多く寄せられています。
そして、2年間にわたる開発を経て、ようやく製品化が見えてきました。
この楽器を、必要とする子どもたちのもとへ——。
その想いを形にするために、私たちはクラウドファンディングに挑戦しています。
Habilis Japanの活動に携わりながら、東京大学医学部付属病院で手足に障がいのある子どもたちのリハビリテーション治療を行っています。私は、2012年から2013年にかけて小児の義肢で有名なカナダ・トロント市のHplland Bloorview Kids Rehabilitation Hospital(以下HBKRH)に留学し、小児の手や足が形に特徴がある子供たちのリハビリテーション治療の臨床について学びました。
HBKRHの医療スタッフは子供達が何をやりたいと思う気持ちに対し、それに適した義肢装具や道具を使い、子供達のチャレンジを実際に実現していました。 カナダの子供達は本人が希望する活動に適した義肢を複数持ったり、自分の手足の特徴に合った道具を使って様々なことに取り組んでいたります。こうした活動に適した義肢や道具を支援できる体制を確立したいと思い、ハビリスジャパンで活動しています。
現在開発段階のスライドリコーダーは製造方法も含めて、コストダウンや品質管理の安定化などの課題に取り組んでいますが、通常の音楽の授業で取り上げることが可能な段階に至っています。そのため、より多くの子供達にこのスライドリコーダーが1日もはやく届くようにクラウドファンディングを行いたいと考えました。
今回のご寄付で、販売可能なスライドリコーダーの製品開発を行いたいと考えています。スライドリコーダーが販売可能な製品として完成したら、今後、日本だけでなく海外の子供達も、手足の特徴にかかわらず、どんな子供達も色んなことに挑戦できる環境を実現するための支援の輪が拡がると思っています。
何卒御支援のほどよろしくお願いします。
ハビリスジャパン執行理事 藤原 清香
私は、ファミリー会員として、子どもとハビリスジャパンの活動に参加しています。また、スライドリコーダーの活動では、音楽関係者の立場から、発表会での合奏に向けて子どもたちの練習指導をさせていただきました。
ハビリスジャパンではこれまでにスライドリコーダーを使っての合奏を3回行いました。
合奏する上で懸念点が三つほどありました。
第一に年齢です。
小さいなお子様でもスライドリコーダーを演奏することができるのか。これは小さなお子様でも穴を一つずつたどってスライドしていくと音階が奏でられることにすぐに慣れてくれ、小さなお子様でも簡単な曲を演奏することができました。
第二に手に特徴のある子どもたちの各々の特徴の違いです。
指、腕の長さなど違うのでそれぞれの演奏しやすい方法をみつけることも必要でした。リコーダーを持てるのか。穴の見える角度で持って支えられるのか。息を吹き込める体勢なのかなどです。両側に特徴のあるお子様はスライド部分に引っかける物を付けることで足でスライドさせることができ演奏に参加することができましたし、それぞれ持つ位置を工夫したり、片手でも口で咥えるだけで演奏することができました。
第三にスライドリコーダーの音色、音感の心配です。
まだ試作品ということでしたが、通常のリコーダーと一緒に演奏しても違和感なく聴くことができました。これは学校の授業や合奏でも使用できる目安になったかと思います。
実際に使用して合奏してみて手に特徴のあるお子さんはもちろん、手先の不器用なお子さんや、麻痺など身体の動きに制限がある方にも演奏することを楽しんでもらえるものであると思いました。
合奏に参加したお子様、親御様からは「楽しかった!」「またやりたい!」「学校で使いたい!」というお声もいただきました。ぜひ商品化され、色々な方々に音楽を楽しんでもらえることを期待します。
プロジェクト概要とご支援いただいた資金の使途
【1st GOAL】目標金額:100万円
希望の子どもたちへの購入支援に活用させていただきます。
⑴ スライドリコーダーの購入費(約90万円)
⑵ 郵送費・消耗品費等の諸経費(約10万円)
【2nd GOAL】目標金額:200万円
さらに、普及のための小学校への導入支援に活用させていただきます。
⑴ スライドリコーダーの追加購入費・体験会運営費(約185万円)
⑵ 郵送費・消耗品費等の諸経費(約15万円)
目標金額に達成した後は、使用を希望されるお子さまのための追加購入費や、各地で開催する体験会の運営費として大切に活用させていただきます。
▼支援方法
・対象: ハビリスジャパンのファミリー会員のうち希望者
・募集方法: 会員向けへの案内
・支援対象数: 約15名以上
・決定方法: 申し込み多数の場合は抽選(学校でリコーダーを使用する年齢に近いお子さん優先)
・適切に寄贈先を決定出来る理由:2024年実施のクラウドファンディングでは91名の子どもへ支援した実績があります。本プロジェクトでも、当団体のファミリー会員を対象に適切に支援させていただきます。
Habilis Japan設立の背景
~日本の手に特徴のある子どもたちと義手~
手や足に特徴がある子どもは全国で約6,000人と言われています。
そのうち義肢(人工の手足)を必要とする生まれつき手や足に特徴のある「先天性四肢形成不全」の子どもは毎年約350人誕生しています。(2014年~2015年、東京大学医学部附属病院が全国疫学調査として、2,200か所の医療機関にアンケートを実施)
子どもの義肢は、先天性四肢形成不全や後天性の切断により失った手足の機能を補うことを目的に使用します。
義肢には様々な種類がありますが、その一つであるアクティビティ用義肢は特定の作業に適した形や機能を持ちます。
鉄棒用、縄跳び用、ランニング用など、活動に合わせて色々な種類のパーツがあります。
目的に合うパーツを使用することで、子どもが鉄棒にぶら下がることができたり、
特徴のある手でも安定して荷重し跳び箱やマット運動を行うことができ、
安全にそしてバランスの取れた身体の使い方で運動に挑戦することができるようになります。
成長過程の子どもたちが様々なことに挑戦したり体験したりすることは、心身の発達にとても重要です。
しかし、日本では作業に適した義肢や道具があったとしても容易には入手することができません。
日本の子どもたちが様々な運動・活動に適した義肢を入手するには、課題が沢山あります。
これら課題を解決するため、私たちはHabilis Japanを設立しました。
Habilis Japanの取組み
Habilis Japanは、手や足に特徴のある子どもたちを支え、その未来を育むため活動をしています。
主に4つの事業を軸に活動しています。
アクティビティ用義肢の体験や社会参加の機会提供
運動教室、料理教室、職業体験などのイベントを開催し、手足に特徴のある子ども達がさまざまなことに挑戦できる場を提供しています。
義肢のレンタル事業. / 開発、調査研究事業
義肢は非常に高価であるために活動に適したアクティビティ義肢があっても個人で手に入れることは容易ではありません。
マット運動用のパーツは1個10万円程度、鉄棒用は20万円程度します。
そのため、2018年、国産のマット・跳び箱用手先具「タムタム」と鉄棒用手先具「アーモ」、そして、2023年には縄跳び用「スキッピー」を開発しました。
子ども達が挑戦したいと思うときにアクティビティ義手を使用できるよう鉄棒用とマット運動用パーツの貸与を行っています。また、昨年のクラウドファンディングでのご支援・ご協力によって「スキッピー」の貸与も開始することができ、貸与実績が伸びています。
認知度向上を目指した教育・啓発活動
社会での認知度向上と、子ども達を支える輪の構築の拡大を目指し、家族会やセミナー、絵本制作等を行なっています。
Habilis Japanの特長は、様々な専門職(医療福祉、教育機関、義肢装具開発者、運動指導員、アスリート等)と当事者とご家族が連携して取り組んでいる点です。

◆プロジェクトに関する留意事項
・ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
なお、ご寄付後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所にお送りさせていただきます)のでご注意ください。
・銀行振込にてご寄付いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、原則返金はいたしません。
・ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
・プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、返金または延期いたします。
・プロジェクトページ内に使用している画像について、ご家族より掲載許諾取得済みです。
- プロジェクト実行責任者:
- 長野 洋(一般社団法人ハビリスジャパン)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ご家庭でスライドリコーダーを購入するための支援を行います。 スライドリコーダーの購入費(90万円)、 リーフレット作成など消耗品費(5万円)、 郵送費・手数料(5万円)として活用させていただく予定です。
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プロフィール
私たちは手足に特徴のある子どもたちの成長を支え、その未来を育むため活動をしています。子どもは、体を動かしたり、チャレンジすることが大好きです。手や足に特徴があってもその気持ちは同じです。友達といっしょに走りたい!鉄棒をしたい!キャッチボールをしたい!そんな時間が 子どもたちの心と体の成長につながります。私たちは、手や足に特徴のある子どもたちの色々な“したい!”を実現するため、場所(イベント開催)や道具(義肢=人工の手足)などを届け、チャレンジするための環境を整える活動をしています。
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リターン
3,000円+システム利用料

はじめの一歩コース|3,000円
お礼のメールをお送りします
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年5月
5,000円+システム利用料

全力応援コース|5000円
・お礼のメールをお送りします
・活動報告書(PDF)をお送ります
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
10,000円+システム利用料

チャレンジ支援コース|10,000円
・ステッカー、クリアファイルをお送りします
・活動報告書(保存版冊子&PDF)をお送りします
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
30,000円+システム利用料

チャレンジ支援コース|30,000円
・ステッカー、クリアファイルをお送りします
・活動報告書(保存版冊子&PDF)をお送りします
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
50,000円+システム利用料

チャレンジ支援コース|50,000円
・ステッカー、クリアファイルをお送りします
・活動報告書(保存版冊子&PDF)をお送りします
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
10,000円+システム利用料

エコロジー応援コース|10,000円
グッズ等の送付省略のエココースです。
・お礼のメールをお送りします
・活動報告書(PDF)をお送ります
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
30,000円+システム利用料

エコロジー応援コース|30,000円
グッズ等の送付省略のエココースです。
・お礼のメールをお送りします
・活動報告書(PDF)をお送ります
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
50,000円+システム利用料

エコロジー応援コース|50,000円
グッズ等の送付省略のエココースです。
・お礼のメールをお送りします
・活動報告書(PDF)をお送ります
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年8月
150,000円+システム利用料

スライドリコーダープレゼントコース|150,000円
・スライドリコーダーを1本お届けします
・ステッカー、クリアファイルをお送りします
・活動報告書(保存版冊子&PDF)をお送りします
・あなたの想いの言葉を子どもたちへ届けます
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2026年12月
プロフィール
私たちは手足に特徴のある子どもたちの成長を支え、その未来を育むため活動をしています。子どもは、体を動かしたり、チャレンジすることが大好きです。手や足に特徴があってもその気持ちは同じです。友達といっしょに走りたい!鉄棒をしたい!キャッチボールをしたい!そんな時間が 子どもたちの心と体の成長につながります。私たちは、手や足に特徴のある子どもたちの色々な“したい!”を実現するため、場所(イベント開催)や道具(義肢=人工の手足)などを届け、チャレンジするための環境を整える活動をしています。

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 216,904,000円
- 支援者
- 12,300人
- 残り
- 29日

聴覚障がいの方へ伝えたい「目で聴く身体で感じるコンサート」
#子ども・教育
- 現在
- 387,500円
- 支援者
- 61人
- 残り
- 5日

義足ユーザーの「走りたい」を叶えたい サポーター募集
#子ども・教育
- 総計
- 28人

障がいを持つ方々が参加するバンドの発表の機会を増やしたい
#子ども・教育
- 総計
- 0人

ファシリティドッグ ドリーム☆サポーターを募集中!
#子ども・教育
- 総計
- 462人

済生会川口乳児院|子どもたちに安心と愛を。46年ぶり施設建て替えへ
#子ども・教育
- 現在
- 13,229,000円
- 寄付者
- 668人
- 残り
- 22日

児童養護施設平安養育院|子どもたちの「もっと遊びたい!」を叶えたい
#子ども・教育
- 現在
- 8,945,000円
- 寄付者
- 139人
- 残り
- 8日











