五右衛門風呂の思い出

0524.2024 晴れ

 

おはようございます😊

いのうえ ちひろです。

今朝の鳥取市白兎の空　朝焼けは

ピンクがかったパープル

夕焼けの色とは違う彩色

朝の空気は、やっぱり気持ちがいいですね😊

 

ワタシは

高校生の頃まで五右衛門風呂で育ちました

それは、実家も含めて

この白兎の地にあった祖母の家も五右衛門風呂でした。

 

祖母はもう亡くなりましたが

電気温水器の湯はすぐに湯冷めするため

ずっと最後まで五右衛門風呂を通していました。

 

小学生の頃の夏休みは

毎日弟と二人で目の前で海水浴に行っていました⛱️いま…海水浴って言うのでしょうか😅

海に行くと、帰りは砂だらけになります。

祖母は、お昼からお風呂を焚き、わたし達が海から戻ると、すぐにお風呂に入れるようにしてくれていました🛀

 

お風呂は砂だらけになります（笑）

いまでも床が砂だらけになっていたのを

覚えています😆

 

外の焚き口から、祖母が

『 ちひろちゃん、お湯加減はどうだえ 』

と大きな声で尋ねます😊

ワタシは

『 おばあちゃん、大丈夫熱いでぇ』と

答えます。

 

五右衛門風呂の湯は

直火です。

底板を必ず沈めて入ります😊

入る時、浮くので、足でグッと抑えて沈めるんです（笑）

それが子供の時は、ちょっとドキドキ💓したものです。

底板があれば、熱くありませんし

普通によりかかれます😊

 

お風呂を沸かす時は

薪をくべる独特のいい香りがします。

 

そして

五右衛門風呂から上がると

お楽しみのスイカ🍉🍉🍉

弟と2人で🍉スイカにかぶりつきます😆

本当に❣️それが毎日の楽しみ😊でした。

 

祖母と五右衛門風呂越しに交わす会話

を思い出すと、涙が溢れます。

 

夏場と冬場では

水温が違うので沸く時間も変わります。

 

竈（くど）の中で燃える🔥炎の揺らぎを

見ながら、子供ながらに癒されていたのかなぁ…（笑）でも、無心になっていた感覚と

熱かったのは覚えています😊

 

今では

五右衛門風呂なんて

おそらく、街中、いや、都会では絶対に

あり得ないですよね😅

 

若い方に話すと、映画テルマエロマエの

樽風呂ですか⁉️と聞かれました。

あれも多分、底と側面半分は鉄だと思うので

五右衛門風呂だと思います😊

 

気持ちがいいですよ😊

 

薪をくべて入るお風呂

体は芯までぬくもります。

 

白兎海岸の絶景をみながら

潮風を感じながら入る五右衛門風呂

ぜひ体験されてみてください。