安間製茶のお茶づくりについて

一番茶の摘採・製造も終盤戦に入ってまいりました。

一番茶が終了したら、いよいよ白葉茶の摘採・製造となります。

今後は白葉化の現段階なども公開していきますので、ぜひご覧ください。

 

 

さて、今回は安間製茶のお茶づくりについてご案内します。

安間製茶は祖父の代から70年以上続くお茶農家で、私で三代目です。ちなみに屋号である「まるご」は、祖父の名前である「五兵衛」からきています。本人は今年で99歳になりますが、まだまだ元気です。

 

経営理念としているのは、「驚実深伸（きょうみしんしん）」

 

意味としては画像に書いてあるとおりなのですが、要点を伝えると

 

「みんながびっくりするようなお茶をつくりたい！」

「お茶の生産者としての実力も同時に伸ばしていきたい！」

 

そんな感じです。

魔球を売りにしながら、普通のストレートだけでも勝負できる投手になりたいというイメージでしょうか……。

 

 

安間製茶の茶工場は、規模が小さく少量しかお茶をつくることができません。

機械も祖父や父が使っていた古い機械が8割以上を占め、常に工場内を動きまわって手の感覚でお茶を製造しています。

 

昔ながらの方法ではありますが、しっかりと手をかければ最新鋭の機械でつくったお茶以上の品質にすることもできるのが面白いところです。

 

私自身はまだお茶の仕事をはじめて5年目ですが、ようやく多くの方から褒めていただけるようやお茶がつくれるようになってきました。

 

 

白葉茶は「驚きを与える」「実力を伸ばす」どちらの条件にも当てはまるお茶です。製造は袋井市内の「茶ピア研修所」にて、品評会用のお茶を製造するための機械を借りて行います。

 

安間製茶の理念をそのまま反映させた特別なお茶を、ぜひ皆様に楽しんでいただきたいと思っております。

茶園や製造の見学も承りますので、お気軽にご相談ください。